明日を科学する希望学とは「クローズアップ現代」-NHKオンデマンド

2009年09月15日21時34分暮らしと文化
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将来に明るい展望を持てない若者が増えていると言われる中で注目を集めている新しい学問「希望学」に迫るNHK「クローズアップ現代 “希望”を科学する」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は210円(税込み)。

法学、政治学、経済学など社会科学に関わる学問を総動員して、個人の内面的な問題と考えられてきた“希望”を、社会とリンクした問題として捉えようというのが「希望学」だ。東京大学社会科学研究所を中心に4年前からはじまり、現在、哲学、人類学など40人を超える研究者が内外から加わって一大プロジェクトに発展している。

このプロジェクトがモデルケースとして注目したのが、岩手県釜石市だ。かつては社会人ラグビーの新日鉄釜石の活躍などもあり、「製鉄の町」として栄えた企業城下町だったが、バブル崩壊後、製鉄業の規模縮小という苦しい時期を経験した。そこから這い上がることができた過程に、今、閉塞感に打ちひしがれている日本の未来像のヒントがあると、大規模な現地調査が行われてきた。現地の今の様子を見ながら、日本の「希望」再生への展望を、中心メンバーである東京大学の玄田有史氏に聞く。

クローズアップ現代「“希望”を科学する」 NHKオンデマンド