月9「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」第5話は、大学病院が舞台となり、代議士の視察の中、危険人物に犯罪を許してしまう！本当に危険人物が犯罪を犯したのか？井沢（沢村一樹）たちは真実にたどり着けるか？伊藤淳史の再登場も！2月3日（月）夜9時から「絶対零度-未然犯罪潜入捜査」第5話放送！予告動画は番組公式サイトで公開されている。見逃し配信はFODにて。



1月27日（月）に放送された第4話は、犯罪被害者家族と加害者家族の話であった。そして、加害者の妹という社会から責められる立場にいる女性に近寄ってきたのは、ミュンヒハウゼン症候群の男だ。ミュンヒハウゼン症候群とは、他人の愛情や関心を得、周囲をコントロールするために、虚言や詐病・自傷などを繰り返す虚偽性障害の一種と言われ、今回の場合は妹・奈々を自分に依存させるために、奈々に攻撃を加えるようにネットで扇動していた。

そして、第4話の中心は、香坂（水野美紀）だ。法務省のエリートでありながら、なぜかミハンチームに率先して介入しようとしていたが、第4話ではその香坂の過去にも焦点があてられた。香坂の父が映画館爆破の犯人だったのだ。犯罪加害者の家族として辛い過去をもっていた香坂だが、その爆破現場にはミハンチームの加賀美（柄本明）の姿もあるという複雑にからんだ人間模様がみられる。

第4話の冒頭、水野美紀がマギーや沢村一樹を相手に格闘技を繰り広げていた。「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」では今まで本田翼のアクションに注目が集まっていたが、水野美紀はアクション女優を目指し、”倉田アクションクラブ”に通っていたというから本格派だ。そのキレのよいアクションは冒頭シーン、ドラマの後半で犯人と対峙した時にみることができる。このアクションなら、第5話以降もまた見たいと思わせた。

2月3日（月）の第5話は、代議士がミハンチームの視察にくる。しかし、よりによって危険人物と割り出した医者が犯罪を犯してしまったようだ。ミハンの失態と責められる中、井沢（沢村一樹）たちは、真実にたどり着けるのか？そして、前シリーズでミハンと仕切っていた東堂定春（伊藤淳史）が再登場する。東堂のその後や今の仕事も気になるところだ。

■第4話ネタバレあらすじ
井沢（沢村一樹）たちのもとへやってきた香坂（水野美紀）は、ミハンが割り出した新たな危険人物の捜査を指示する。その人物とは、自殺を考えている人たちの相談に乗っているNPO法人に在籍する“いのちの相談員”杉原佳代（木野花）だ。佳代は、失踪に見せかける方法について調べていたほか、スタンガンも購入していた。そしてもうひとつ、佳代には気になる過去があった。彼女は、10年前に起きた『大森山無差別殺傷事件』の被害者家族でもあったのだ。

井沢は、山内（横山裕）とともに佳代が在籍するNPO法人を手伝うスタッフとして潜入する。一方、小田切（本田翼）と吉岡（森永悠希）は、駆け落ち同然で上京したカップルに扮し、佳代のシェアハウスを訪れていた。

ほどなく、佳代のシェアハウスで長い間暮らしていた保育士の佐藤奈々（木竜麻生）が、佳代と揉めて3ヵ月ほど前に部屋を出ていったことが明らかなる。実は奈々は、無差別殺傷事件の犯人の妹だったことがわかる。被害者家族と加害者家族という関係だった佳代と奈々。佳代は加害者家族に復讐するために、スタンガンなどを購入しているのかと捜査を進めるミハンチームの面々であった。

そして、普段はクールな香坂が、この事件に対してはなぜか積極的で、自ら捜査に乗り出すことになった。奈々には優しく見守る婚約者がいた。梶智明（山中崇）だ。犯罪加害者の家族として周囲の人から孤立しがちだった奈々に結婚まで申し込んでいた。奈々はすっかり梶に頼り切っていた。そんな梶から話を聞くことを推し進める香坂だった。

梶へのインタビューの席に、香坂は奈々を同席させて、話を一緒に聞いていた。井沢たちは、その時の梶の表情も見逃さずに話を聞いていた。そこへ、佳代が行動を開始したと小田切達から連絡がはいった。香坂は表情を崩さすに「私が呼んだ」といい、奈菜と佳代を会わせたのだ。奈々は、佳代に「自分のことが憎いんだろ」といい、佳代も「憎い」と言い放つ。しかし、以前、奈々が佳代のもとへ自殺する前にと、電話をかけてきてなんども謝った時に「被害者家族も加害者家族も同じだ」と気が付いたと話す。しかし、奈々は「私は新しい家族を作る」と佳代を突き飛ばした。その様子を梶は人に見られないように下を向きながら、楽しんでいるようであった。

佳代は奈々に嫌がらせをする人を特定しようとしていた。卵を投げつけられたり、階段から突き落とされそうになったり、SNSへ奈々を傷つけるダイレクトメッセージを送りつけられたりしていた。ついには保育士の仕事も奪われてしまう。裏で扇動しているのは、梶だった。梶は奈々の兄である無差別殺人者に本を出すようにも勧めていた。梶は、ミュンヒハウゼン症候群で、周囲の人を傷つけていた。その矛先は奈々に向っていた。そのことを佳代は知っていた。そして、奈々と梶の前にいって奈々を止めようとするが、奈々は「自分なんかと結婚してくれるのはこの人しかいない」と梶についていこうとする。梶は最初は佳代を突き放すが、そこに香坂が現れると、急に奈々を突き放した。そして「殺人鬼の妹」といって奈々を傷つける。香坂は得意の技で梶に攻撃を加える。追ってきた井沢も加勢すると、梶が「自分の支援者が黙っていない」というが、この様子はすべて公開されていた。梶は炎上してしまった。

井沢は香坂のことを信じるという。香坂は犯罪加害者の家族だったのだ。学生時代に父が爆破した映画館に駆け付けると、そこは悲惨な状況になっていた。立ち尽くす香坂の後ろに加賀美（柄本明）がたっていた。

■第5話あらすじ
井沢（沢村一樹）たちの拠点となっているミハンルームに、代議士の児島祐三（信太昌之）や警視庁、法務省の上層部が視察にやってくる。案内役の香坂（水野美紀）は、ミハンのこれまでの業績をアピールするとともに、現在、危険人物として、大学病院の医師・真田雄大（猪征大）を捜査中だと報告する。

真田は、サバイバルナイフを購入しているほか、ネットに匿名で、『スーパードクター』と呼ばれる同じ大学病院の外科医・益子博文（近江谷太朗）への恨みを書き込んでいた。真田は、大学病院を追い出され、来月には離島に赴任するのだという。

病院に潜入捜査中の山内（横山裕）や小田切（本田翼）は、真田と益子をマークしていた。しかし、不測の事態が起こり、不審な男を追跡している間に、益子がナイフで刺され、その傍には、真田が立っていた――。益子の緊急オペが続く中、捜査一課の早川（マギー）は、重要参考人として真田に任意同行を求める。

視察中だった代議士たちの前でのミハンの失態。曽根崎（浜田学）から圧力をかけられる中、真田の無実を証明すべくミハンが動く。井沢や加賀美（柄本明）は、ミハンのデータがねつ造されているとにらみ、医療関係の情報を扱う情報機関を訪れる。そこで井沢たちを待っていたのは、かつてミハンの統括責任者・東堂定春（伊藤淳史）だった……。

フジ 2020年1月6日スタート。毎週月曜日夜9時より放送、月9ドラマ「絶対零度-未然犯罪潜入捜査」。出演：沢村一樹／横山裕（関ジャニ∞）／本田翼／水野美紀／上杉柊平／マギー／粗品（霜降り明星）／高杉真宙ほか。番組公式Twitterアカウントは「@zettai_0_mihan」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

◇フジ 2020年1月 月9ドラマ「絶対零度-未然犯罪潜入捜査」番組公式サイト
◇フジ 2020年1月 月9ドラマ「絶対零度-未然犯罪潜入捜査」FOD配信

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