東京の真ん中に“渓谷”を見た「ブラタモリ」-NHKオンデマンド

2009年12月04日19時26分暮らしと文化
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都心に横たわる高台の意外な秘密を探しに行く「ブラタモリ」第8回「本郷」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円(税込み)。

JR上野駅の西方、東京大学や湯島聖堂、JR御茶ノ水駅に至る一帯は、起伏が繰り返す都内有数の高台が本郷台地。坂道好きのタモリさんにとってはまさに心ときめくエリアだ。歌にもうたわれた無縁坂や妻恋坂、江戸の境界とされる見送り坂に見返り坂など、あっちこっちに点在するコンクリートで整備された階段も、江戸の暮らしの名残を示す由緒正しい坂だったりする。「この界隈は渓谷」と繰り返し口にするタモリさんの言葉ははたして単なる誇張なのか…。

この一角で見つかったといわれる土器から、地名にちなんで命名されたのが「弥生時代」。土器が見つかったとされるのは東大の敷地内の“台地のキワ”。その地形の成り立ちから、弥生時代の人々の暮らしに思いをはせる。

そして、JR御茶ノ水駅の線路に沿って流れる神田川。その界隈の地図を照らし合わせて、ある不自然さを指摘するタモリさん。はたしてこの神田川に江戸時代のどんな謎が隠されているのか。

ブラタモリ 「本郷」 NHKオンデマンド