ベルリンフィルライブ配信、3月7日はバルトークの「青ひげ公の城」とリゲティ
(C)Terry O'Neill/Decca
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のフィルハーモニーホールにおける公演のライブ配信「Digital Concert Hall」。3月7日(日本時間)のライブでは、ハンガリーシリーズの一環として、ドホナーニの指揮によるバルトークの「青びげ公の城」(演奏会形式)とリゲティの作品が演奏される。
指揮者のクリストフ・フォン・ドホナーニは1929年ベルリン生まれのハンガリー系ドイツ人である。祖父は、ハンガリーに生まれて作曲家ならびにピアニストとして名高いエルネ・ドホナーニ。それゆえドホナーニは祖先の地であるハンガリーを自らの故国とみなしている。その彼が、今シーズンのベルリンフィルのテーマのひとつであるハンガリー音楽の棒を振る。
今回のプログラムの中心は、バルトークの「青ひげ公の城」である。シャルル・ペローの原作をハンガリーのバラージュ・ベーラが脚色したハンガリー語のテキストをもとに作曲された一幕ものオペラ。原作と異なり、7つの扉を次々に妻に開けさせていくたびに、青ひげ公の秘密が明らかになっていく。今回は演奏会形式で演奏される。主役の青ひげを歌うのは、前回2005年にベルリンフィルとの共演でこの役を歌い、「地獄のバス」(『ベルリナー・ツァイトゥング』誌)と賞賛されたマティアス・ゲルネ。
この日のコンサートの前半では、ハンガリーの現代音楽作曲家、リゲティの作品が2曲演奏される。ひとつが有名な「ロンターノ」。オーケストラの織りなす無調性の持続音が迷路の中にいるかのような感覚にさせる1967年の作品。2曲目はフルートとオーボエのための協奏曲。1972年の初演は今回と同じドホナーニの指揮によるベルリンフィルが行なった。独奏はともにオケの首席奏者で、38年前は、フルートがカールハインツ・ツェラー、オーボエがロター・コッホであったが、今回はそれぞれアンドレス・ブラウとジョナサン・ケリーが務める。
〈演奏〉ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ
メゾソプラノ:シャルロッテ・ヘレカント
バリトン:マティアス・ゲルネ
フルート:アンドレス・ブラウ
オーボエ:ジョナサン・ケリー
〈曲目〉・ジェルジ・リゲティ:ロンターノ
・ジェルジ・リゲティ:フルート、オーボエと管弦楽のための二重協奏曲
・ベラ・バルトーク:「青ひげ公の城」(演奏会形式)
ベルリン・フィル「Digital Concert Hall」
配信開始:3月7日(日)午前4時(日本時間)
視聴方法:公演ごとの視聴と年間通しチケットによる視聴がある。
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