日野自動車が、「ダカールラリー2011」に向けて始動開始、2010年のビデオも公開中

2010年06月24日14時48分スポーツ
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日野自動車は、2011年1月に開催される「Dakar Rally 2011」に、前大会同様、菅原義正・照仁親子ドライバー率いるTEAM SUGAWARAと共同参戦することを発表した。
同社は、史上最多出場記録を更新中のTEAM SUGAWARAから、研鑽されたさまざまな技術・ノウハウを受け、車両製作・輸送・整備などを行う。
目標は、1991年に初参戦して以来の20年連続出場・完走の歴史的な金字塔を打ち立てることと、大排気量かつ大改造車の強豪ひしめくトラック部門総合での上位入賞と同部門排気量10L未満連覇達成。
昨年の1号車(菅原義正号)失格の雪辱を果たすべく、8月には、モンゴルの高地でテスト走行を実施するなど万全の体制で挑む。
同ラリーは、2009年に南米にコースを移したが、2011年も改めて景観の素晴らしさと競技性の高さから南米が選ばれた。総走行距離は約9000kmで、うち競技区間は約5000kmとなる。
アルゼンチンでのコースは、サルタやトゥクマンなど、新しい5つの地域が加わり、ボリビアと国境を面するフフイまで北上。
一方、チリでも、さらに北へと進路をすすめ、ペルーとの国境そば、アタカマ砂漠の最北端のアリカが休息日の場となる。
2010年大会は、362台(2輪151台、4輪バイク25台、4輪134台、トラック52台)が参加し、出場者は42か国581人に及んだ。観衆も、全コースで410万人(アルゼンチン310万人、チリ100万人)で、ブエノスアイレスでのスタートには11万人もの大観衆が集まった。
そんな2010年大会の過酷さと熱狂ぶりは、ビデオにより公開されている。同社の活躍ぶりと合わせて楽しみたいところだ。

日野自動車ビデオギャラリー「駆け抜ける、HINOスピリット」