松平健（56）がCMキャラクターを務める「レオパレス21」の新CMが登場、モヒカン姿に女装、ランドセルスタイルなど衝撃の変身姿を見せるCM動画が公開されている。「上様」のニックネームでも親しまれている松平だが、白馬の将軍姿どころか様々なコスプレに挑戦して注目を集めている。

松平健といえば、テレビ朝日の人気時代劇「暴れん坊将軍」で1978年から2004年まで主演を務めてお茶の間の人気を博したが、2004年の「マツケンサンバII」の発売の大ヒットで「マツケン」というニックネームが幅広い層に広まって支持された。これ以降バラエティ色の強い番組やCMが増え、時代劇のイメージが強かった松平の役者としての幅を広げるきっかけともなった。事実、この曲のヒット以降にCM出演が急増して親しまれるキャラクターを演じている。
そして衝撃を与えたのが昨年放送された同社のCMだ。CM中で「レレレのレオパレス」として赤塚不二夫の人気漫画「天才バカボン」に登場するキャラクター・レレレのおじさんに松平が扮し、小池徹平と共演した事で話題となった。今回はその時を上回る7つの姿にチャレンジしている。
その名もズバリ「松平さん七変化」篇と題されたCMでは、同社の物件が色々な世代の人にも利用してもらえる事をPRするために松平がその世帯イメージを一人で全て演じている。一人暮らしの若者、新婚の夫と妻、父と母と小学生の家庭、そしてペット。これら全ての登場人物が全て松平のコスプレによって登場している。大河ドラマでは武蔵坊弁慶を演じる程体格の良い松平が黄色い帽子にリュックを背負う姿は何とも圧巻である。ラストカットの犬に及んでは「松平犬」とまでテロップが付いてこれでもかと松平の七変化ぶりをアピールしている。
もう一つの「若者松平さん」篇は、上述のCMで登場した一人世帯の若者の姿のみで登場の15秒だ。上様が事もあろうに若者言葉を繰り出す様子はそれだけで笑いのツボを突くから不思議である。冒頭に出てくる白スーツに赤バラを持ったカットが入る事で、より一層変身の落差が印象付けられている。15秒CMでこれだけインパクトを与えられるのは、これまで積み重ねた芸歴があってこそである。これまでも舞台ではかなりのファンサービスで色々な姿を披露してきたそうだが、こうしてCMでお茶の間のファンにもサービスしてくれる上様に拍手を送りたい。

「レオパレス21」の新CMは、同社ホームページの「CM紹介」で視聴出来る。


CM紹介　レオパレス21