太平洋戦争と旧ユーゴ紛争を解説「池上彰の戦争を考えるSP」予告動画-テレ東

2010年08月15日05時48分社会
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8月15日テレビ東京で放送の「池上彰の戦争を考えるSP~戦争はなぜ始まりどう終わるのか~」の予告動画が公開されている。7月の選挙特番でタッグを組んだテレ東と池上彰による戦争番組が登場、番組では太平洋戦争を中心に日本人が理解しづらい現代の戦争の一つである「旧ユーゴスラビア紛争」を取り上げ解説する。

7月の選挙特番ではNHK、日本テレビに次ぐ視聴率を記録して大注目を上げたテレビ東京。他2局と違って放送されない地域もある同局ながらの大健闘という事で今回も視聴者の期待は大きい。番組では太平洋戦争(第2次世界大戦)、旧ユーゴスラビア紛争、第3次世界大戦は起こるのかという3つのテーマを中心に内容が展開される。
毎回初歩的な部分からの解説に力を注ぐ池上の番組らしく、太平洋戦争開戦前からの様子を解説し、「満州」について何故日本人が移り住んだのか、今はどうなっているのか、なぜ中国では反日感情が強いのかといった事からおさらいしていく。そして開戦から玉砕までの変化、戦争終結までの流れを順に追って解説する。当時のアメリカは日本や日本兵をどう見ていたのかがわかる当時のテレビリポートや、世界的に見て8月15日が終戦記念日ではない所が多い理由など多角的な視点での解説も盛り込む。
もう一つの軸となる特集は、第一次世界大戦が起こるきっかけとなったサラエボを訪れ、旧ユーゴスラビア紛争を解説するものだ。女優の長谷川京子を伴って池上が現地の人々に取材を試みる。
日本人であると中々意識しづらい領土問題や民族対立、宗教対立などの要素を持つこの紛争を理解する事で、戦争後の世界の現状の一端を把握する基礎知識が身につく。一時の母となった長谷川が紛争で子どもを亡くした女性と会い、現地を見て回り抱いた感想がどのようなものかも見どころだ。

「池上彰の戦争を考えるSP~戦争はなぜ始まりどう終わるのか~」は15日(日)よる7時から放送。予告動画は、番組特設サイトのトップで視聴出来る。


テレビ東京|池上彰の戦争を考えるSP~戦争はなぜ始まりどう終わるのか~