若い女性をターゲットに展開しているトヨタの小型ハッチバック型自動車「Passo（パッソ）」のCM「ハナ女子大学」シリーズに新バージョンが登場、10月1日から動画公開もスタートした。特別仕様車の「1.0X"Yururi"」の発売に合わせて制作された、いつものハナ女メンバーが繰り広げるコミカルなCMだ。

このCMのタイトル「津軽弁」篇からも分かるように、字幕付で仲里依紗と大島美幸が会話している場面で使われているのはれっきとした日本語の一方言である。日本各地の方言の中でも特に外国語と聞き違われることも多いという津軽弁だが、CM内でも黒沢かずこと村上知子によって「フランス語？」などと突っ込まれる事で何となくおしゃれに聞こえてきてしまう。
10月1日からの放送に合わせて一体何と言っているのかという話題がネットでも持ちきりで注目度の高さが伺える。ちなみに仲のセリフは「おぅ、わ（私）のかでえ（硬い）パン、しけるめえに（湿気る前に）鍋さ（で）フォンデュせば（すれば）、うだでぐ（とても）めえよ（美味しいよ）」となっており、大島は「せばだば（それじゃあ）やってみら（やってみるわ）」と答えている。
津軽弁を使う人々の間でも、自分でも聞き取れなかったとかいきなりテレビから普段の言葉が聞こえてきてびっくりしたという人まで、視聴後にネイティブスピーカーによるブログなどの感想も賑わっているようだ。
同車は免許を取って初めてのマイカーとして女性が選ぶ事を考えているのが特徴だ。基本は一人で運転の快適空間を確保しつつ、たまに友人を乗せる時に気軽にアレンジ出来るリヤシート、運転用シューズが収納出来る助手席アンダートレイといった特別装備が充実しており、女子心をくすぐる機能が満載だ。特別仕様車からは近づくだけで解錠できるキーフリーシステムも備わり、意外と手荷物が一杯になってしまう女性のライフスタイルにぴったりだ。カラーバリエーションも特別設定色の「アズキマイカ」を含む9色と豊富に揃っている。CM効果もあって、これからもマイカーデビューする女性に人気の車種となりそうだ。

トヨタ「Passo」新CMは、特設サイト「passo　ハナ女子大学」の「CMギャラリー」で視聴出来る。

passo　ハナ女子大学