【韓国芸能】どうなる、韓ドラ!苦しい台所事情で出演料の上限設定か?
韓国芸能界では、世界的な不景気に加え、年々高騰するトップ俳優たちの出演料で制作費が圧迫され、韓国ドラマや映画などの製作に支障をきたす深刻な事態が起きている。このニュースを、韓国【YTN STAR】が動画ニュースで報じている。
近頃、韓国芸能界では人気ドラマと言えども、出演料の支払いは製作側に大きな負担となり、一部の作品では放送終了後も出演料が未払いとなることもあり問題になっている。
一方で、出演者の中にはこういった製作側の台所事情を察し、出演料を返納して話題になったりしている。ドラマ界では、俳優ソン・スンホンが先月、『エデンの東』(現在放送中)の製作に際し、「質の良い作品を作るための制作費の充当が先。放送終了後に受け取りたい」として出演料の返納を申し出たばかりだ。また、音楽界では、セクシー歌手のイ・ヒョリが3億ウォンの出演料を断り、ノーギャラでコンサートすることを発表し、大きな話題となっている。
*** 以下、記事翻訳 ***
各放送社ドラマ局長団と製作社協会は、俳優たちの出演料上限を決める事にしたと伝えている。
トップスターの場合1作品当り(の出演料が)何千万ウォンはあたりまえで、まれに 1億ウォンを超えることもあり、言葉どおり天井知らずの状態になっている。俳優たちの出演料がこれを機会に歯止めがかかるかどうか関心が集まっている。
関係者によると、俳優たちの出演料の上限を1500万円位に決めようとすると意見がでているとのこと。
何人かのトップスター級俳優たちの高い出演料によって製作コストが上昇し、不本意な製作につながる悪循環が繰り返されている以上、トップスターの出演料を制限しなければならないという意見は絶えず申し立てられて来た。しかし、これまではトップスターの力に押され実現できなかった。
もっとも、ドラマ製作コストを節減するためのこういった論議事態は、公正取引法で禁止している談合行為に当たるのではないかと憂慮されており(決定には)慎重さが求められている。
しかし、放送製作者や視聴者は高すぎる何人かの俳優たちの出演料を削減し、製作コストを節減して、もっと多くの俳優たちに出演の機会を与えることには共感している。
◆ 出演料上限性実現するか?