裏切られた愛、引き裂かれた友情!「千秋太后」見どころ動画と60-62話あらすじ-BS朝日

2010年10月23日00時27分ドラマ
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ミラの懐妊で宮中は沸き立っていた!スとソンも久々に母子らしい会話を交わし、王后もまた自分が果たせなかった大業を果たした側室に敬意を払った。しかしこの幸せムードはキム・チヤンによってあっけなく壊された。
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【第60話】
ユ・ヘンガンからミラの密通について聞かされていたチヤンは、ミラのお腹の子はソン(穆宗)の子でないと告発する。このひと言で宮中の幸せオーラが一瞬にして凍りついてしまった。チヤンよ!ちょっと告発が早すぎるではないか!スとソンがやっと心が通じ合ったというのに・・・せめてあと1話くらいはこのままでいさせてあげたかった。(筆者の声だ)もっともドラマは60話と終盤に入っている。ますます聖君になってきたソン、このところ微妙な距離が出来てしまったスとの距離。チヤンも焦っているのだろう。

彼の告発でキム・ウォンスンらの尋問が始まり、黒幕がウォンスンであること、彼が私鋳銭を作って巷にばらまいていたことが明らかになる。ミラも捕らえられ牢屋に閉じ込められた。ソンはミラに会いにいくのだが、そのとき、ミラにもスから尋問の呼び出しが入った。裏切られた今もミラを愛しているソンは、彼女が尋問され苦しまぬようにと自らの手でミラを処刑する。ミラの血しぶきがソンの顔に飛び散ったときの、凍りつくような彼の表情をお見逃しなく。

さて、やりきれない物語の裏で、カン・ジョとヒャンビの新婚カップルは、今回もラブラブモード全開だ。チヤンの調査を続けるヒャンビの帰宅が遅れたある夜、先に帰ったカン・ジョが夕飯をつくって待っているという場面がある。大喜びのヒャンビとデレデレのカン・ジョのラブラインをどうぞしっかり目に焼け付いて欲しい。その訳は、次回はっきりする。もっと早く結婚していれば、幸せな時間が長く持てたのに…。

【第61話】
61Licensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reservedカン・ジョに留められてもヒャンビはチヤンの調査をやめなかった。そして、ヒャンビはとうとうその秘密をかぎつけた。しかし、チヤンたちに見つかり、親友のサイルライ追い詰められた。友と戦いたくないサイルラは、何とかヒャンビを説得いようとするが、ヒャンビは耳を貸さない。斬りかかってくるヒャンビに対して、応戦一方で答えるサイルラの心が悲しい。サイルラもまたとても心根の優しい女性だ。ワン・ウク殺害の命令を受けたときも息子のスン(大良院君)の命を助けている。今度もなんとかヒャンビを助けてくれないものかと筆者は必死に祈ったが、その願いは聞き入れられなかった。この後ヒャンビは命を落とすことになる。さあ、いったい誰がどんな風にヒャンビを殺したのか?これはどうぞご自身の目でお確かめいただきたい。

61Licensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reservedこのところますます“悪チヤン”が際立ってきた。ヒャンビの死が、チヤンの預かり知らないものとするために、女真人の手で殺されたように見せかけようとするのだ。いくら大義があるにせよ、罪のない村人を犠牲にした彼のやり口は酷すぎる。
そんなトリックなどカン・ジョには関係ない。ヒャンビから何度もチヤンを調べていると聞かされていたカン・ジョは、チヤンのところに乗り込み、彼を殺そうと大立ち回りで襲うが、取り押さえられてしまう。

それにしてもカン・ジョはまったく成長しない。こんな風に感情だけで突っ走ると、つかめるチヤンの尻尾もつかめなくなる。カン・ガムチャンに懇々と説得されるが、さてどうだろう。この回以降カン・ジョが亡き妻のヒャンビを想って泣くシーンがたくさん出てくる。特に、亡骸を抱えての号泣は見ものだ。カン・ジョの涙とよだれ(?)がボタボタとヒャンビの顔に落ちるのだから・・・。

その頃、契丹では蕭太后が病に倒れ、高麗への敵意を燃やす聖宗が虎視眈々と高麗に攻め入る機会を狙っていた。

【第62話】
ここ数話は涙涙の連続だが、今回も胸に迫るシーンが目白押しなので、どうぞハンカチやティッシュの準備をお忘れなく。
Licensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reservedLicensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reserved政務を話し合う便殿で、チヤンが「理由もなく斬りつけてきた」件に対して、チヤンがカン・ジョに謝罪を求めた。するとカン・ジョは謝罪どころかチヤンを殴りつけた。これには周りの臣僚たちも驚き、一斉にカン・ジョの処罰を申し立てた。カン・ジョが連れ出された後スがついに口を開いた。
「国事を決める際には意見がまとまらないのに、カン・ジョの処罰に関しては簡単に結束するのだな。愛妻をなくした仲間に慈悲の心はないのか!」と一喝。

スはチヤンと二人っきりの場でも、カン・ジョの代わりに謝罪する。これにはチヤンが「太后にとってはこのチヤンよりカン・ジョが大切なのですか」とやり返し、「自分を取るかカン・ジョを取るか!」と迫る。政務会議もボイコットする。

考えるより先に行動に出てしまうカン・ジョには、カン・ガムチャンからキツイお叱りがある。「今のカン・ジョでは、細君の仇は討てない。チヤンの悪事を暴くにも足手まといだ」と。そして都を離れて気持ちの整理をしてこいと。確かにそれがいい。何しろカン・ジョったら、家ではずっとヒャンビの幻をみては泣いているのだから…。
結局、自ら西京への左遷を申し入れるカン・ジョをスが必死に止める。この後のカン・ジョの台詞が実に良いのでお聞逃しの内容に。
ついに、カン・ジョはヒャンビとの思い出が残る宮殿を離れ西京へ赴任へと赴いた。

一方、ミラの亡霊に悩まされるソンは、またまた薬に頼ろうとしている。ユ・ヘンガンに寒食散を入手するように命じる。この薬は、先王の成宗や、ソンがヨヌン宮主から飲まされた麻薬だ。五石積とも言って、当時は治療用に使われることもあったが、中毒性が高く死に至ることもある怖いクスリだ。
ソンは、このクスリを使って自分を壊し、自分には政(まつりごと)ができないと、スにわからせ酔うとしていた。ためだというクスリ。
でいないといわせようという魂胆だ。そして、王后と一緒に宮殿から逃れ、静かに暮らそうと考えていたのだ。果たして本当なのだろうか?妙に色っぽいユ・ヘンガンが何故かいやらしく見える。

ところで、相変わらず王后に指1本触れようとしないソンに、今回初めて王后がソンに恨み言を言うシーンがある。こちらもなかなか見どころのあるシーンなのでお見逃しなく。

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 ※ 「千秋太后」公式サイト 見どころ動画公開
 ※ BS朝日「千秋太后」番組サイト(月~金 ひる12時~12時55分放送)

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