今夜ついに最終回!平松家が出した答えは?「99年の愛」第4話のあらすじと5話の見どころ-TBS

2010年11月07日12時17分ドラマ
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第4話は、一郎のアメリカ軍への入隊、しのぶとの結婚、出産、一郎の戦死など様々な出来事が平松家にふりかかる。今夜の最終話は、終戦後、屈辱を受けながらこのままアメリカにとどまるか、日本に帰るかの選択を迫られる平松家を描く。TBSオンデマンドでは第4話の見逃し配信を開始した。

前回、第4話のあらすじ
1943年4月、家族がアメリカで信用を得られるようにと、アメリカが提示した“忠誠登録”に「イエス」と書いて提出した一郎(草なぎ剛)の元にアメリカ陸軍への入隊の知らせが届く。忠誠登録にイエスと書いた一郎、しのぶ(仲間由紀恵)、次郎(松山ケンイチ)に怒っていたとも(泉ピン子)だったが、一郎たちの本心を知り納得する。

忠誠登録にイエスとこたえるかノーと答えるかでは、各家庭の中に大きな亀裂を生んでしまった。同じ小屋で一緒に生活を送っている小宮家でも息子・弘(中尾明慶)が父・太助(笹野高史)に黙ってイエスと書いたため、軍隊に入ることになったのだ。そんな太助は、忠誠登録にノーと書いたことで、危険分子と判断され、後日他の収容所に移る命令が下される。
そして、長吉と一緒にアメリカへ渡った野中一馬(市川右近)も、家族と一緒に日本へ引き揚げていった。忠誠登録は、日系コミュニティーに内部亀裂をもたらし、それまでの人々の生活を大きく変えてしまった。

一郎の入隊を目前にしたとき、弟の次郎が一郎にしのぶとの結婚を勧める。愛しているからこそ結婚できないという一郎だったが、しのぶの一途な思いにとうとうプロポーズをする。簡素な結婚式を終えて軍に入隊した一郎と入れ替えに父長吉(中井貴一)が帰宅した。これも一郎がアメリカに忠誠を誓ったおかげだった。
一郎は、いよいよ戦地に送り込まれる前に、束の間の休暇が与えられた。両親の勧めで新婚旅行に向かう一郎としのぶだが、アメリカ陸軍の軍服を着ていても、どこに行っても排日感情がむき出しの酷い旅ではあった。だが、そんな中でも二人は幸福に満ち溢れていた。

この後の第4話では、うれしい出来事と悲しい出来事が続けて平松家を襲う。
まずうれしい出来事は、しのぶの懐妊、出産だ。生まれたのは元気な男児でケンと名づけられた。1944年のことだった。その吉報を一郎は、所属する四四二戦闘連隊として、ちょうど熾烈を極めるヨーロッパ戦線へ送られる途中に受け取った。しかし程なく一郎の戦死の知らせが平松家に届く。翌年1945年、アメリカ軍は、さち(川島海荷 )のいる沖縄に上陸し、しづ(寺島咲)のいる広島に新型爆弾が投下した。

最終話、第5話の見どころ
長吉は、しづのいる広島に新型爆弾が投下されたことをニュースで知り、娘の無事を祈りながらも、それでも日本が持ちこたえてくれると信じていた。ところが、天皇の玉音放送を耳にしてすべてが終わったことを悟る。このときの長吉を演じる中井の名演技はさすがだ。

第5話では、ドラマの最大のテーマでもある「屈辱を受けながらアメリカで生きていくか、日本へ帰るべきか」の選択を迫られる回でもある。平松家のみんながこの問題にどういう答えを出すのかが最大の見どころとなる。
また、娘の身を案じて日本の親類に預けたはずの娘たちの悲惨な生活ぶりも知ることになる。

現在の日系人たち(番組サイト「スペシャルコンテンツ」より)
第二次世界大戦が日系人のこれまで築いてきたさまざまなものを奪い取ってしまったが、日系人の構造は様々な変化を遂げている。(2000年度の合衆国の国勢調査による)
・両親共に日本人の血を引くという日系人が796,700人
・片親が違う人種という人が352,232人

すでに5世、6世も誕生している日系社会では、現在のアメリカの各界で大いに活躍している。
・退役軍人長官のエリック・シンセキ陸軍大将=ハワイ出身の三世
・オリンピックメダリストのクリスティー・ヤマグチ=収容所生まれの母を持つ四世
・俳優のケイン・コスギ=父親が日本から移民して来た新日系人)
など。

そして現代では、2010年ノーベル科学賞を受賞した根岸英一教授のように、その活動の場をアメリカに見出して移住する日本人も多い。2009年10月現在で、合衆国に住む日本人は384,411人だったが、この中で37%にあたる142,017人が永住者で、在米の在留邦人数は、他国に群を抜き最多となっている。
その他の著名な移住者としては、アーティストでミュージシャンでもあるオノ・ヨーコ、国際的に知名度の高いバイオリニストの五嶋みどり、オリンピックのフィギュアスケート選手の長洲未来などがいる。

こうして多くの日系人が、アメリカで活躍することができるのは、99年前、海を渡って、差別や戦争に翻弄されながらも行きぬいた日系人たちのおかげなのかもしれない。

テレビ放送とオンデマンド情報
今回のドラマ、さすが橋田寿賀子が手がけただけあって見ごたえのある内容だったが、なんといっても平松家のキャスティングがすばらしかった。中井、泉のベテランのさすがの名演はもちろんだが、草なぎと仲間の清清しいカップル、しのぶに憧れの感情を抱きながらも、二人の愛を応援する松山ケンイチ、妹を演じた川島、寺島。そして、ドラマのストーリーテラーの役目を担う、現代のキャストを担当した八千草薫、上条恒彦、岸恵子ら。そのほかにも、ドラマ後半より、日本人収容者の人権を守るために奔走した山岸登役の大泉洋、その他にもそうそうたる俳優陣を配した名作「99年の愛」の最終回は、本日(7日)TBSにて夜9時から放送される。ただし、時間はずれることもあるので注意されたい。
TBSオンデマンドでは現在第4話の見逃し配信も開始している。第4話の見逃し配信は、8日(日)午前0時(本日深夜0時)からの予定。視聴価格は各話420円。
TBSの番組公式サイトには見どころ動画が公開されている。

TBS「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」
TBSオンデマンド「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」

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