「カムバック!スネさん」典型的おばさん と セクシー客室乗務員 の魂がチェンジ!?

特集 韓ドラここが知りたい ロマンス&ラブコメ
スカッとしたいときにぴったりなドラマがある!
「カムバック!スネさん」は、パイロットである夫の浮気が原因で、妻(40代の典型的おばさん)と、愛人(20代のセクシー客室乗務員)の魂が入れ替わってしまうところからドラマが始まる。世代もこれまでの生き方も全く正反対の二人が、互いに入れ替わってしまった魂を取り戻すため奮闘する。夫に裏切られる妻のスネはシム・ヘジンが、愛人のチョウンをパク・ジニが熱演している。

◆ストーリーの魅力◆
ドラマの中で、見た目20代のスネ(本当は40代妻)がチョウンを口汚く罵り、上から目線で人生を諭す。見た目40代のチョウン(本当は20代愛人)は、それを涙目で殊勝に聞きいる。今も儒教の教えが根強く生活の中で活かされている韓国で、年長者に横柄な態度をとるなんてもってのほか!そのあたりを理解した上で、このドラマを観るとこのドラマは面白さが倍増する。
何年か前に報道されたニュースに、電車(バスだっけ?)で年配者に席を譲らなかったというやり取りで、けんかが起きたというほど上下関係にウルサイお国柄。この二人のやりとりは「ありえない!」。とはいいつつも、二人の名演技に大爆笑してしまう。特に、見た目20代で魂はおばさんのチョウンを演じたパク・ジニには、「エーッ!ここまでやるの~」と、思わず彼女の今後の女優生命を心配してしまうほど、おばさん街道まっしぐら!

この二人の間で、うまく色男を気取っていた夫だったが、結局は本性を見抜かれ愛想つかしされ物語は予想外の展開へ進む。これだけでも複雑なのに、チョウンの初恋のイケメン御曹司の出現で、事態はますますヤヤコシク展開してしまう。

二人の魂は無事に戻るのか、それとも諦めて別の人生を歩くのか?
少々の憂鬱な気分なんて吹き飛ばすくらい面白い「カムバック!スネさん」は、ラブコメというジャンルに属するだろうが、家族のあり方、男女の生き方といった、元気をくれるビタミンたっぷりのドラマとしてもお勧め。

◆キャストの魅力◆
<妻スネ:シム・ヘジン>
夫に裏切られる妻をかわいく演じたシム・ジヘは、1986年CFで芸能界デビュー。女優としては、89年に映画「追憶の名前で」でデビューし、その後、「追われし者の挽歌」で90年にナント国際映画祭の最優秀演技賞を受賞し、「結婚物語」「銀杏のベッド」などで大鐘賞女優主演賞を受賞したトップ女優。ドラマでは、「宮」でジョンフンのオモニ(母)を毅然と演じている。
<愛人チョウン:パク・ジニ>
身長167センチの抜群のプロポーションのパク・ジニの魅力は、サバサバした魅力。そのためか、このドラマでも愛人役を演じながらも、女性からも好感の持てる清潔なイメージに仕上がっている。映画デビューは1998年の女子高を舞台にした恐怖物シリーズ「女子高怪談」。この映画から多くの美人女優が巣立っている。ドラマでは、2007年の「銭の戦争」でパク・シニャンの相手役のジュヒで日本でも人気。

<夫イルソク:ユン・ダフン>
自己中な性格で、妻の立場を省みないダメ亭主関白を演じたユン・ダフンは、2007年に11歳年下の女性と結婚したことでも話題になった中堅俳優で、厳しいけれどどこかコミカルな役をやらせたら天下一品!「守護天使」「ハイエナ」などのドラマで存在感ある演技で魅せてくれる。

<ヒョヌ:イ・ジェファン>
チョウンの元彼氏で、完璧な男ヒョヌ役で登場するイ・ジェファンは、2000年ドラマ「カイスト」で俳優としてデビュー。元々は歌手を目指しており、「カムバック!スネさん」ではサウンドトラックに参加し、話題を呼んだ。チョウンとヒョヌのテーマソング「Good bye」など、昔の恋に胸を痛める気持ちを歌った悲しいバラードナンバーで美声を聞かせてくれる。

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・韓国初放送:2006年
・放送局:SBS
・放送回数:全16話
・脚本:チェ・スンシック
・出演:シム・ヘジン、パク・ジニ、ユン・ダフン、イ・ジェファン、クォン・ヘヒョ