まずは、スヒョン(イ・ジュンギ)の恋人ソ・ジウを演じたナム・サンミだ。
ジウは、アートディレクターとして働くデキル女性。少女時代アリという名でタイで過ごしスヒョンと知り合う。その後ジウの母親が犯罪組織の幹部である夫から逃れ、そのためスヒョンとジウは離れ離れになってしまうが、韓国で偶然再会する。ここから二人の恋が始まるのだが、この恋、相当ツライのだ。その理由についてはあらすじで確認しよう。

そんな彼女の逞しさはどこから来ているのか?彼女のプロフィールを調べて納得した。彼女の幼い頃の夢は、女性軍人、女刑事、女警察官という。どうりで逞しいはずだ。彼女はMBCのドラマ「恋するスパイ」、映画「強力3班」などの作品でも婦警の役を好演していたが、女優として幼い頃の夢を叶えていたのだ。

一人ぼっちのスヒョンを引き取ってわが子のように育てた父を尊敬し、父と同じ国家諜報部員としてスヒョンと共に働く好青年。ちょっと女たらしのところはあるが、ジウに対する気持ちだけは本物。ジウを間に挟んでのスヒョンとの三角関係も見所のひとつ。演じたのは、チョン・ギョンホ。名作「ごめん、愛してる」でソ・ジソブやイム・スジョンと共演したあのさわやかな俳優だ。どこか品の良さがにじむ彼は、時には自分以上にスヒョンを可愛がる父に対してもヤキモチを焼かず、心根まで品の良さを感じさせる好青年を好演じている。そんな彼の父親はドラマプロデューサーのチョン・ウリョン。幼い頃から俳優を目指していた彼は、親の七光りを利用すればすぐにデビューできたところ、そうはしないで自力で一歩ずつ今の人気を掴み取った。まさに、演じたミンギそのもののだ。
切ない三角関係に、映画を超えたアクション、韓国ドラマはお得意の記憶喪失も飛び出す「犬とオオカミの時間」。韓ドラ好きにはたまらない一作としておすすめしたい。

「夕暮れ…全てが赤く染まり、あの丘の向こうから近づいてくるシルエットが、私が育てたイヌなのか、それとも私を殺しに来たオオカミなのか見極めにくい時間」という意味。さすが、世界一ポエムの読まれている国、韓国らしいタイトルのつけ方ではないか。
イ・ジュンギは果たして犬なのかオオカミなのか…。それはご自身でお確かめいただきたい。

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※「犬とオオカミの時間」はMBC JAPANで配信中
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