殺害計画で近づくプクとホドン王子！「幻の王女チャミョンゴ」第19・20話のあらすじと見どころ-LaLa TV

2011年01月09日03時27分ドラマ

プクが、ホゴクの命を受けてラヒの暗殺を実行しようとしたとき、ホドンの無言の忠告で間一髪で暗殺を阻止したワン・ホル。第19話ではラヒとホドンの外交手腕が、第20話ではある事件がきっかけでプクとホドン王子の距離が急速に近づくところが一番の見どころとなる。

■第19回のあらすじと見どころ
姉ワン・ジャシルの命令で、寝込んでいるプク（チャミョン）に静かに近づき胸の傷を確認するワン・ホル。目が覚めたプクが寝込みを襲われたと勘違いする中、必死で弁明するホルの姿をお見逃しなく。そんなプクは彼が自分の素性を知っていると直感し、自分の胸の傷が「珊瑚のかんざしが刺さってできた傷」と教える。
ホルは、姉ジャシルに胸の傷を確認したと手紙を送る。その手紙の内容を元義姉で妻モ・ヤンヘも知るところとなり、ジャシルとヤンヘはチャミョンの生存を確信する。そして、モ・ハソ王妃も一縷の望みを託して、侍女を洛陽に送りチャミョンの消息を再調査させる。

一方、ホドンはなかなかラヒを落とすことができず少々イライラ気味。そんなホドンの傍で馴れ馴れしいプクにホドンが厳しく礼儀作法を教えるシーンがある。
しかし、プクには人を惹き付ける天性の魅力があるらしく、ホドンはプクを遠ざけようとはしない。また、ワン・ホルもプクに興味を示し、いつかプクの命を奪おうと思っていたホゴクまでがプクに情がわいてくる。

そんな中、ラヒとホドンはそれぞれ漢を相手の外交対策を講じていた。いよいよ外交会談の日、漢は楽浪と高句麗との外交を同時にやろうとする。ところが漢の外交官ユ・ルンは、両国に対してまったく異なる態度をとる。高句麗に対してだけ臣下の礼をとるように命じるのだった。
臣下の礼とは、「忠誠を誓う」という気持ちを「三跪九叩頭の礼（さんききゅうこうとうのれい）」などであらわすこと。叩頭とは額を地面に打ち付けて行う礼で、独立国がこれをやるということは、自らを相手の（ここでは漢の）属国と認めるようなもの。さあ、ホドンはこの礼をとるのだろうか？ドラマで確認しよう。

さて、前回からにわかにクローズアップされたワン・ホル。妻となったモ・ヤンヘを義姉として尊敬し、妻としても大切に思っているようだ。臣下と一緒にヤンヘへのプレゼント選びの場面で、それが良く分かるシーンがある。今後ますます重要な役どころとなっていくので、要チェックだ。演じているのはイ・ジュヒョンという俳優。爽やかなルックスと抜群の身体能力で、歴史ドラマから現代ドラマまでその守備範囲は広い。代表作は「商道（サンド）」、「空くらい地くらい」「ラブ・トレジャー」など。

■第20回のあらすじと見どころ

楽浪に戻ったワン・ホルに姉ジャシルはプクを殺せと命じるが、プクの苦しみを知る彼はジャシルに反発する。そんな2人の言い争いを見たモ・ハソはジャシルが隠し事をしていると疑い、牽制する。

モ・ハソの侍女トンゴビは、洛陽で必死になってチャミョンの消息を探っていた。彼女の執念にあきれ、遂にヘンカイ（イルプム）がトンゴビと対面する。果たしてヘンカイはトンゴビになんと答えるのか？

一方、ラヒはホドンの護衛兵としてプクが仕えているのがどうも気に入らない。モ・ハソ母の一言がさらに不安を煽る。さあ、ラヒはどの時点で、ホドンへの好意を認めるのだろうか？今回、大きくプクとホドンとの距離が近づくだけに、大いに気になるところではある。

また、もうひとつ筆者がお勧めしたいのが、ワン・ホルとモ・ヤンヘ夫妻の仲睦まじいシーンだ。ホルの帰りを待ちわびていたヤンヘが、ホルの声を聞いて飛び出す姿も可愛いし、転んだヤンヘを負ぶって介抱する姿、朝目覚めたヤンヘがホルのおでこにキスをするシーン。どれも可愛くほのぼのとさせられる。当初、ヤンヘのキャスティングに大柄なコ・スヒを抜擢したことに不服を唱えていた筆者だったが、ここに来て制作側の狙いが見えてきたようだ。さあ、気になる二人のシーンをドラマで実際に見てみよう。

その頃高句麗では、メソルス王妃の父でピュリナ族の首長のソン・オックが、ホドン王子の殺害を息子ソン・ガンに命じていた。そんな事情を知らず、ウナルら重臣に見捨てられたホドン王子は、プクと共に高句麗に向かっていた。さあ、その帰路ホドン王子の殺害計画が実行されるのだが、ここで大活躍するのがプクだ。果たしてプクがどんな方法でホドンを助けるのか、孤軍奮闘のプクの大活躍をお見逃しなく。そして、この殺害計画によって、プクとホドンとの距離がぐんと近づく。

ところで今回ホドンの殺害計画の実行者としてソン・ガンが使ったのは鮮卑族。彼らは女真族と同じく満州族を祖先に持ち、紀元前3世紀から6世紀にかけて中国北部に存在した遊牧騎馬民族だ。

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