信長の行動に戸惑う江、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第3回予告&第2回ダイジェスト―NHK

2011年01月18日18時35分ドラマ

信長に惹かれながらもその行動に戸惑う江―、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第3回「信長の秘密」の予告動画と、第2回「父の仇」を5分間に凝縮したダイジェスト動画が公開されている。

■第3回「信長の秘密」あらすじ
天正7年(1579年)秋、江(上野樹里)は父・浅井長政の仇であると知った信長(豊川悦司)に「おのれの信じるまま存分に生きよ」言われて以来、ますます信長の魅力に惹かれていた。しかし、そんな妹の振る舞いが許せない初(水川あさみ)は、江と大げんかとなる。

そんな折、信長の命により徳川家康(北大路欣也)が妻・築山殿と嫡男・信康を死に追いやったとの話が江の耳に届く。父を死に追いやった信長の行動に一定の理解を抱いたつもりだった江は、家康への仕打ちにさらなる疑問を抱き、信長に真意を確かめようとする。江は秀吉(岸谷五朗)の妻・おね(大竹しのぶ)や茶人の千宗易(石坂浩二)らに信長の真意を聞き出そうとするが…。



前回、あこがれの対象だった信長が実は父親の仇だったことを知らされた江。しかし江は、信長の口から戦国の世の現実と、信長自らの思わぬ本音を知り、二人の姉とは違う信長への意識を一段と強くした。そして姉・初から聞かされた「父の頭がい骨を盃にして酒を酌み交わした」という噂話も誤解から生じたものだったことを知らされる。これは第1回の小豆袋にまつわるエピソードを否定したのに続く、“出来上がった信長伝説崩し”の一端といえよう。

また、まだものごとの前後が分からない無鉄砲な江を媒介役として、信長の心の内を語らせようとの狙いが、ストーリー展開から読み取ることができる。信長を筆頭に、秀吉、家康など、江が今後の人生で関わる戦国時代のキーパーソンは武将を問わず朝廷を問わず文化人を問わず、極めて多岐にわたっていくことになる。そんな江の前だから語れる、時代を動かしたキーパーソンたちの本音が明らかにされていくのも、今後のドラマを見ていく上での楽しみになっていきそうだ。

第3回では、いずれ江の舅となる家康が直面する試練がストーリーのカギを握る。そのエピソードがのちのち江と家康の関係にどう関わってくるのか。思わぬ伏線が仕込まれるかも知れないので、心してチェックしておくべし。

なお、第2回をフルで見たい方には、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスでの配信も行われている。

江―姫たちの戦国 第3回「信長の秘密」予告
江~姫たちの戦国 第2回ダイジェスト+第3回予告
江~姫たちの戦国 第2回「父の仇」 NHKオンデマンド

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