ハラボジの最後の言葉！わが弟子カン・ゴヌ！「ベートーベン・ウィルス」17話のあらすじと見どころ

2011年02月16日01時21分ドラマ

訳あり団員たちは、公演当日もやはり訳ありだった！ようやく全員が揃ったものの、道路は渋滞…ゴヌたちはバスから降りて楽器を抱えてソクラン市芸術ホールに走った。果たして、マウス・フィルは公演に間に合うのか…。今回は、何もかもが大変！よくもこれだけ次々と問題が起きるものだとつくづく感心する。どれも見逃せない見どころ満載の回なので心して観よう。

今回は、第17楽章のあらすじと見どころを紹介。他の回やキャストの紹介はこの「ベートーベン・ウィルス」を2倍楽しむでコーナーで。
韓流αの放送は、全18話を12話に編集して放送。該当するあらすじは、【2倍楽しむ】の各見出しを参考にしてください。

第17楽章　私の弟子
ゴヌたちが会場前に到着したとき、観客たちが続々と会場を後にした。間に合わなかったのだ。公演の時間に遅れるオーケストラ…ありえない失態、何たる間抜けぶり。投資会社に電話で謝罪し「もう一度チャンスを！」と、頼むもゴヌ。もちろん断られる。しかし、これがマウス・フィル、誰一人見捨てない、これがゴヌの音楽なのだ。団員たちもそんなゴヌが好きなのだろう。ところで、雑草のような団員たちはこの後大勢の聴衆たちの前で演奏をする。果たしてその場所とは？

帰ったゴヌは、カン・マエに謝り、代役を準備してくれたことへの礼をいう。この場面、愛犬トーベンにかこつけて、カン・マエがゴヌに遠まわしに嫌味を言うシーンがある。ここでなんといわれてもゴヌはカン・マエが好きで、カン・マエもまた放っておけない、そんな関係ができていた。しかし、カン・マエは韓国を去ることを告げ、ゴヌもまた最後の公演のことを話す。

急激に認知症が進行しているガビョンは、イドゥンの英才コンクールの日に、老人ホームに行くことになった。何でこの日なの！←筆者の声。この場面、涙をこらえ、ハラボジ（おじいさん）の最後の世話を焼くイドゥンのいじらしさをしっかりとご覧いただこう。

新市長との溝はますます広がり、辞表を出そうとしていたカン・マエに、ソクラン市交響楽団の顧問を依頼する話が入る。市長は、カン・マエの名前だけ利用して指揮は別の者にやらせるという、天下のカン・マエを飼い殺しにする作戦に出たのだ。やってきたのは素人同然の指揮者。もちろん反旗をひるがえす楽団員たち。団員たちは素人指揮者を追い出して何とかカン・マエに戻ってもらおうと必死だった。

カン・マエも動いた。市長を呼びだして音楽を聴かせ、30秒以内に感想を5つあげれば市長の希望通りにするという。市長はうまく感想をあげることができない。変わってカン・マエがやる。目を閉じたカン・マエがどんなイメージを口にしたのかドラマを確認しよう。第1楽章でも紹介したが、このドラマでも、ラブコメなどでよくやる妄想シーンが良く登場する。今回もカン・マエの台詞に合わせてドラマが描かれるのだが、言って見ればこれも妄想。しかし、実に素敵に描かれているのでお楽しみに。

公演に遅れた後の演奏の時、ヒヨンの夫がヒヨンにコートをかけてあげるシーン。家賃が払えず立退きを迫られたヒョックォンに妻が暴言を吐いた後に謝るシーン。カン・マエが久しぶりに出会ったルミとすれ違いざまにたまらず手を握るシーン…今回はそれぞれが抱える感動の人間ドラマが数多く描かれる。その中でも特に筆者の胸に響いたのは、孫と祖父のように過ごしたイドゥンとガビョンとの別れのシーンだ。

コンクールでの演奏を終え、バスターミナルに駆けつけ必死でガビョンを探すイドゥン。ガビョンのおかげで、コンクールにも出られたイドゥンだった。誰よりもガビョンに見てもらいたかっただろうに…。やっと車中のガビョンを見つけ「ハラボジー（おじいさん）！」と呼ぶが、その声はガビョンの耳には届かなかった。しかし、心には届いていた。ガビョンの口が”イドゥン”と確かに動いた。涙腺決壊のこのシーンをお見逃しなく。

さて、ゴヌはアルバイトの公演を最後にマウス・フィルをお終いにしようと決心した。ところが、最後の公演にまでがなにやら訳ありの事態になっていた。事情を知ったカン・マエが電話で無理難題を押し付けるシーン。電話の後の一言。どれも決してお見逃しのないように。
今回のラストで、八方塞の弱りきったゴヌが抱きしめられる。さて、抱きしめたのは…。

【作品紹介】【「ﾍﾞｰﾄｰﾍﾞﾝ･ｳｨﾙｽ」を2倍楽しむ】

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BROBA「ベートーベン・ウィルス」動画配信ページ
　（2011年2月現在BROBAで大好評配信中）
フジ韓流α「ベートーベン・ウィルス～愛と情熱のシンフォニー～」番組ｻｲﾄ
　（2011年2月1日～17日放送）
ニコニコ韓流アワー『ベートーベン・ウィルス」視聴ページ
　（2011年5月11日より生配信開始）
nikodo君
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