【4月新ドラマ】娘の代理出産に臨む母を松坂慶子が熱演「マドンナ・ヴェルデ」第1話予告動画-NHK

2011年04月14日09時24分ドラマ

4月19日、NHK総合でドラマ「マドンナ・ヴェルデ~娘のために産むこと~」がスタート、予告動画が公開されている。実の娘の代理母に挑む主人公の女性を松坂慶子、娘役を国仲涼子が演じる社会派ドラマだ。

この作品は「チーム・バチスタの栄光」で知られる海堂尊の同名小説をドラマ化したものである。病気で子宮を失った産婦人科医の娘のために、日本では認められていない代理母出産にその実の母が挑むという医療小説。社会問題として提起すると同時に、そこに生まれる様々な思惑や人々の葛藤、思いを描く。
主演を務める松坂には年頃の娘2人がいるということで、「自分ならばどうするだろうかと自問自答しながらドラマに臨みました」と撮影を振り返っていた。このドラマのクランクアップは3月10日だったということで、翌日の震災からはオフに入っておりずっとテレビに釘付けだったと語り、「芸能は人の生命力を鼓舞するところがあります。命のリレーをしていくドラマですので、医学が進んでいる今の時代に、みんなで大きく前に進んでいければ」と被災地へのエールを送った。
ドラマでは、松坂演じるみどりと娘の理恵の関係を軸に、その舞台となるクリニックを訪れる様々な妊婦の出産事情も対比して描かれる。理恵のクリニックで最年少の妊婦という役どころには南明奈、長い不妊治療の結果妊娠出来た女性を相田翔子、クリニックを支えながらみどりの妊娠に不審を抱く除算しに柴田理恵という顔ぶれが並ぶ。その他にも本田博太郎、長塚京三、藤村志保といったベテランを脇に揃えてしっかりとしたドラマを築き上げている。
第1話「希望の卵」では、55歳のみどりが一人娘の理恵に代理母出産を頼まれるという核心の内容だ。一度は断りながらも最終的には引き受けてしまうみどりの心境の変化を松坂がどのように演じるかがみどころ。理恵の夫役の片桐仁はお笑いコンビ「ラーメンズ」のメンバーでもあり、喜劇役者としては定評がある。笑いの要素を排したこのドラマでの片桐の演技にも注目だ。

ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」第1話予告動画は、ドラマ公式サイトの「次回予告・ダイジェスト」で視聴出来る。


次回予告・ダイジェスト|マドンナ・ヴェルデ~娘のために産むこと~



ナビコンでは、4月に放送開始するドラマの見どころを【4月新ドラマ】のコーナーでまとめて紹介している。各局ごとにまとめて見ると、刑事者の多いテレビ朝日、バラエティ色の強い日本テレビと各局の特色が見えてくる。予告動画が見られるので、まとめてチェックしてみよう。
ナビコン特集【4月新ドラマ】予告動画で先取りチェック!