韓国ドラマ界で“映像の魔術師”と呼ばれ、多くの名作を世に送り出したユン・ソクホ監督の“四季シリーズ”（秋の童話、冬のソナタ、夏の香り、春のワルツ）は、韓流ブームの火付け役となった美しい恋物語！その第三弾「夏の香り」が、本日12日（木）より、GyaO!にて無料配信開始した。

「夏の香り」は、ひそかに燃え上がる恋と兄妹など周囲の人々の複雑な感情が絡み、さらに死んだ恋人との想い出などを盛り込んだ物語。韓国ドラマの王道ともいえるドラマに、科学的に未解明な現象である記憶転移がストーリーを背景に絡ませている。

第一弾の「秋の童話」で主人公を演じたソン･スンホンと、映画「四月の雪」や「私の頭の中の消しゴム」などで、日本でも人気の女優ソン・イェジンがヒロインを演じている。
脚本はキム・ウニとユン・ウンギョンのコンビ、サウンド・プロデューサーにRyuなど、第二弾の「冬のソナタ」のスタッフが多数起用されている。

ソン・スンホンが演じるミヌは、結婚式当日に交通事故で花嫁のウネ（シン・エ）を亡くた悲しい過去がある。5年ぶりに海外留学から帰国したミヌだったが、いまだウネを失った心の傷は癒えていなかった。
そして、ふたりの思い出の場所となっている山へ出かけたミヌは、山中で足をくじいたヘウォン（ソン・イェジン）という女性に出会う。
ふたりは山小屋で一晩を過ごすことになるが、見ず知らずのミヌを警戒するヘウォンは、結婚指輪を見せ既婚者だと告げるが、恋人のパク・チョンジェからプロポーズされたばかりで答えは保留にしてあった。幼い頃から心臓が弱かった彼女を支えてくれたチョンジェは、彼女にとって家族のような存在になっていた。
翌日、山を降りる道中でヘウォンの言葉にウネを想い出し、ミヌはうろたえていた。
へウォンもまたなぜか“心臓”がドキドキと鼓動するのを感じていた…。

他の四季シリーズと同じく、映像はあくまでも美しく、どのシーンもまるで一幅の絵を切り取ったよう。バックに流れる美しいOSTとあいまって心が癒される作品に仕上がっている。もちろん、ユン監督ならではの起伏あるストーリーで最後までハラハラ、ドキドキと見ごたえたっぷり。

ユン監督の“四季シリーズ”は単独の4本のドラマとしてみても面白いが、シリーズ全部を制覇すれば新しい作品の魅力を発見することができる。ナビコンの[ 四季シリーズを楽しむ ]コーナーでは4作をまとめて紹介しているので参考にされたい。

「夏の香り」は、全20話とメイキング・特別映像が10月12日まで無料配信去れ、毎週木曜日1話ずつ更新される。

GyaO!「夏の香り」視聴ページ
GyaO!で配信中の韓ドラをまとめて紹介している →【GyaO!な韓流ドラマたち】

※韓国ドラマの紹介や韓流エンタメについては、ナビコン特集「韓ドラここが知りたい！」から。
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