交流重賞「第15回マーキュリーカップ(JpnIII)」枠順決定、当日生中継!

2011年07月16日10時56分スポーツ

交流重賞「第15回マーキュリーカップ(JpnIII)」(2000m、7月18日、盛岡)の枠順が発表された。クラシックディスタンスだが、夏のJpnIIIでメンバーは少し手薄になる。
出走馬9頭の内訳は、岩手2頭、JRA4頭、他地区3頭。JRA勢を中心に展開されそう。
JRAのゴルトブリッツは、条件馬の身で臨んだ「東京大賞典(JpnI)」(2000m、大井)は2.4秒差7着と大敗したが、それ以降は3連勝で、「アンタレスステークス(GIII)」(1400m、阪神)まで0.3秒差で制している。前走の「東海テレビ杯(GII)」(1900m、京都)こそ0.7秒差5着と敗れているが、疲れがたまっていたのと、展開も向かなかった。ここは、ひと息入れてリフレッシュできているし、巻き返せると見た。
JRAのメイショウタメトモは、ジワジワと実力をつけながらオープンまで上がり、「川崎記念(JpnI)」(2100m、川崎)で船橋のフリオーソに1.1秒差の2着。続く前走の「フェブラリーステークス(GI)」(1600m、東京)は好位を追走しながら1.7秒差13着といいところがなかったが、GI、JpnIの常連にまで成長したのは確か。ここは、5か月ぶりのレースになるが、休み明けでも問題はなく、好勝負できるだろう。
JRAのミラクルレジェンドは、ダート路線に転じてからは8戦5勝2着1回3着1回で、負けても0.1秒差以内と底を見せていない。牡馬相手に勝ったり、JRAの最強牝馬ラヴェリータと2戦続けて好勝負を演じるなど、実力は牝馬でもトップクラス。ここは、4か月半ぶりのレースになるが、こちらも不安はなく、3つ巴に持ち込めそう。
高知のグランシュヴァリエは、前走の「園田FCスプリント」(820m、園田)で0.6秒差5着に敗れているが、スタートで後手を踏んだし、マイルからクラシックディスタンスを主戦場にしているこの馬には距離が短すぎた。盛岡は、昨年の「マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)」(1600m、盛岡)で0.8秒差3着と好走している。2着も考えられる。
岩手のコアレスレーサーは、勝ったり負けたりのレースが続いていたが、この2走は、「岩手山レース」(1800m、盛岡)1.3秒差1着、「一條記念みちのく大賞典」(2000m、盛岡)1.9秒差1着とワンサイド勝ち。昨年のマーキュリーカップは2.5秒差4着だが、このときの上位3頭よりも相手は楽で、今の勢いなら一角崩しもあり得る。

「マーキュリーカップ」枠順
レース当日の生中継

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