震災から復興へ進む工場の今を伝える日産の特別CM「モノづくりの底力を 信じている」が24時間テレビ内でオンエア

2011年08月20日12時12分商品・CM

これまで「モノづくりの底力を」のタイトルで放送してきた日産の企業CMで、新たなバージョン「モノづくりの底力を 信じている」60秒が特別CMとして日本テレビ系「24時間テレビ」内で放送されることが分かった。先の大震災でエンジン生産を担ういわき工場が被災して稼動がストップして以来、懸命な復旧を目指す同工場の近況を伝える企業CMとして放送されていたCMシリーズだが、復興へ向かう全ての人への応援メッセージも託した新CMだ。

東日本大震災では多くの企業が損失を受けたが、日産もその一つだった。エンジンを生産するいわき工場が完全に操業停止となった影響で国内の他工場も連鎖で操業を停止せざる得ない事態に陥ったものの、カルロス・ゴーンの強靭なリードの下、速やかな生産復旧を目指した。この経過を伝えたものがこれまでに放送されたCM「モノづくりの底力を 始動」篇と「モノづくりの底力を ストロング・ゲンバ」篇だった。「始動」篇では被災直後の工場を視察するゴーン氏の言葉をバックに、まずはライン復旧を目指す工場の人々が映し出された。そして「ストロング・ゲンバ」篇では予定より1ヶ月前倒しという驚異のスピードでの完全復旧が報告されて、人々に明るいニュースと勇気をもたらした。
今回制作されたCMはそれらを総括した内容で、全社が一丸となって自社の復旧、ひいては日本の産業の復興を願うものとなっている。この未曾有の災害にあって、同社の4-6月のグローバル生産は前年を6%上回るという業績を出した事でまさに企業の「底力」を見せ付けた形ともなった。
同社はこの「24時間テレビ」の第1回放送から協賛として参加しており、これまでにも数多くの福祉車両を提供してきたという経緯がある。こうした縁もあってこの特別CMを同番組で公開し、チャリティーを掲げる番組にとっても相応しいCMとなった。今回の同番組では震災被災地支援をテーマにした内容も多く取り扱われており、復興へのメッセージが具体的に伝わるCMとして人々を勇気付けてくれるだろう。

日産の企業CM「モノづくりの底力を」関連CMおよび復興をリポートした各種動画は、特設サイトおよび同ページからYouTubeチャンネルへのリンクで視聴出来る。


日産:今こそ、モノづくりの底力を。

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