ミシル、次の狙いはユシン!亡国の伽耶…「善徳女王」第16話のあらすじと見どころ動画-BSフジ

2011年08月31日10時03分ドラマ
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ミシルの部屋からの帰り道、神殿近くでチルスクとぶつかったトンマンは、彼の目が見えていないことに気づくが、何しろ不死身のチルスクのこと、このままで終わるはずがない。恐怖心を押し殺してチルスクの後をつけたトンマンは、神殿の中に秘密の部屋があることを確信する。

ミシルのもうひとつの標的は、キム・ユシン。ユシンの忠義心をよく知るミシルは、生半可な方法ではユシンを手に入れられないと考え、今度は大規模な作戦に打って出た。その仕掛けとは、胸に「必逐人力口也」と刻んだ仏像を地中から飛び出させ、それは「伽耶人を4日以内に追い出さないと、月食が起き、大飢饉になる」と意味だと予言することだった。

予言の夜、月食は本当に起きた。ミシルの部屋に行ったトンマンは、本当に月食が起きたと話す。そんなトンマンにミシルは、「サダハムの梅とは暦本のこと、それを知るために潜り込んだのではないか、どうせお前たちには何もできないのだから早く戻ってチョンミョンに告げよ」と言い放つ。
ミシルの予言が的中したことに衝撃を受けたのはチョンミョンも同じだった。神殿に行き祭壇の前で恐怖に震えるチョンミョンの元に、ソファが現れ、震えるチョンミョンの手を優しく握る。

さて、龍華香徒のリーダのユシンは、伽耶族の王族の血筋だった。この伽耶の血筋というのが、ユシンの力であり、同時に弱みでもあった。ミシルは、伽耶出身のユシンの父キム・ソヒョンの勢力を断ち、ユシンを手に入れようとしたのだ。
ミシルの予言どおりに月食が起きたことで、王は伽耶族をソラボルから追い出すしかなかった。

ところで、391年~668年の三国時代と呼ばれる時代は、新羅、百済、高句麗の三国が互いにしのぎを削ったと思われているが、562年まではここに伽耶も加わった四国時代だった。(当時の地図で確認しよう)
ユシンのルーツである伽耶国は、1世紀から6世紀半ばまで朝鮮半島南部で栄えた連盟国家で、優れた製鉄技術で鉄製の農機具を使った稲作農業が早くから発達し、地の利を生かした海上交通で、日本、中国とも交易した貿易国家でもあった。4世紀ごろまでは後に半島を統一する新羅より強国だったが、562年新羅によって滅ぼされたのだ。そしてウォルヤは亡国の王子で、祖国復興のためにユシンを利用しようとしたのだ。伽耶についてはチソンが主演したドラマ【「鉄の王キム・スロ」を2倍楽しむ】で詳しく紹介しているので、ぜひチェックされたい。

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