邦画シーンに一大旋風を巻き起こした三池崇史監督作「クローズZERO」シリーズの待望の続編となる「クローズZERO II」の全国公開日が2009年4月11日と明らかにされた。

2007年10月の「クローズZERO」公開時、封切り二日間だけで観客動員数は約30万を記録。その後も順調に動員を増やし、最終的な観客動員は約190万人、興行収入はなんと25億円を記録した。

この超大型シリーズの続編の公開日決定に早くもシーンはどよめきだっている。山本又一朗プロデューサーが続編について「100倍おもしろくなる」と公言しているからだ。興収目標は前作を10億円も上回る35億円としている。三池崇史監督もまた新作について「信じられないくらい加速させる」と公言。つねに言葉と行動が伴う三池崇史氏の発言だけに「クローズZERO II」への期待はさらに高まる。

さらに邦画シーンへ「クローズZERO II」ムードを加速させているのが、なんと小栗旬監督による劇場マナーCMだ。鈴蘭高校の面々が劇場にてポップコーンをバラ撒いたりと暴れる画を収めつつ、携帯OFFやマナー向上を呼びかけるユーモラスで爆笑を呼び起こすもの。12月下旬から全国東宝系劇場にてこのマナーCMは流れることになる。

「クローズZERO II」の設定は前作より8カ月後という設定。小栗演じる源治は鈴蘭高校の卒業間近だが、そんなときに鳳仙学園からの刺客がやってきて過去の因縁もまた燃え上がる。小栗旬を筆頭に、やべきょうすけ、山田孝之、高岡蒼甫、桐谷健太といった前作でお馴染みのキャスト陣も健在。前作ファンはひとまずこれで安心だ。

映画「クローズZERO II」の公式サイトでは待望の予告編の先行配信を始めた。
さらにヒートアップし、スケールアップしたバトルの迫力とテンションの一端の垣間見えるこの先行配信、来年の公開日を待ちきれないファンには何よりも朗報だ。

映画「クローズZERO II」　公式サイト