打倒豊臣へついに動き出す家康、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第41回予告&前回ダイジェスト―NHK

2011年10月22日20時30分ドラマ

秀忠の融和策もむなしく、豊臣打倒へ動き出す家康―、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第41回「姉妹激突!」の予告と第40回「親の心」の5分ダイジェスト動画が、NHKテレマップMOVIEに配信されている。

■第40回あらすじ
徳川家の跡継ぎをめぐる江(上野樹里)と福(富田靖子)の対立はなお続いていた。一方、打倒豊臣の動きをエスカレートさせる家康(北大路欣也)に対し、豊臣家との対立を避けたいと考えた秀忠(向井理)は秀頼に「共に泰平の世を築こう」との趣旨の書状を送る。

41そんな秀忠の動きを尻目に、慶長19年(1614年)、家康は豊臣家が再建した京都・方広寺の鐘に刻まれた文字を問題視し、大坂城に詰問状を送りつける。淀(宮沢りえ)は言いがかりとしか思えない家康の態度についに…。


今回は大坂の陣勃発のきっかけとなる、有名な方広寺鐘銘事件をめぐるエピソードだ。徳川家が指摘したのは「国家安康」と「君臣豊楽」の2箇所。「国家安康」は「家康」の名を分断してるとし、「君臣豊楽」は豊臣家の繁栄を祈願し徳川家を呪ったものだと指摘した。子供だましのような言いがかりだが、そこには家康を取り巻くブレーンでもある京都五山の僧や学者らによる宗教的勢力争いが絡んでいたともいわれている。徳川と豊臣の主権争いは、単なる政治的対立だけでなく世の中全体の転換期にあったことがこの事件の中に集約されていたというわけだ。


なお、第40回「親の心」は現在、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は210円。

大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第40回ダイジェスト&第41回予告
大河ドラマ 江~姫たちの戦国~第40回「親の心」

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