28日金曜ロードショー、多部未華子と三浦春馬のピュアな青春ドラマ「君に届け」をTV初放送!予告動画公開中!

2011年10月28日15時50分ドラマ

椎名軽穂の人気少女漫画が原作の青春映画「君に届け」が、今夜28日、日本テレビ系「金曜ロードショー」でテレビ初放送!主演は多部未華子と三浦春馬、番組サイトには予告動画が公開されている。

映画「君に届け」は、見た目は少々暗いが人一倍純粋な女子高生の初恋を描いた2010年の作品。原作は、2005年9月号から「別冊マーガレット」(集英社)で連載され、第32回講談社漫画賞少女部門受賞した作品。テレビでアニメ化もされ“君届(きみとど)”の愛称で、少女たちから愛されている。単行本は、2011年9月現在、14巻まで刊行。

ヒロインは黒沼爽子、北幌高校1年生。陰気な容姿のため周りからは“貞子”と呼ばれ、クラスになじめないでいた。クラスメートの多くは、彼女の本名が貞子だと思っているものもいる。中には、彼女には霊感があるとまことしやかに噂するものもいた。ところが当の本人は、超がつくほど純粋でとても前向きな性格。もちろん霊感などない。
そんな爽子を、唯一他のクラスメートと分け隔てなく接してくれるのが、風早翔太。爽子は、そんな翔太に憧れと尊敬の念を抱くようになる。一方の翔太もまた、彼女の純粋さに、ひそかに想いを募らせる。

原作コミックでは、10巻にしてやっと自分の想いを告げる爽子だが、映画では、入学から翔太との出会いによって少しずつ変わっていき、やがてクラスメートとも友情を築き、恋をしていくまでを描いていく。映画のキャッチコピーは「簡単になんて伝えられない。本当に、本当に大切な気持ちだから。」、「本当に大切な想いは、ゆっくりと伝えればいい。」。

昨今の10代の間で流行している、登場人物の死や、目を覆いたくなるような事件やいじめなどは何も起こらない。それでいて、思わず応援したくなったり、自らの学生時代に重ね合わせたりと、心が温かくなるような優しい作品に仕上がっている。

ヒロインの爽子を演じるのは、いつも元気いっぱいの役を演じる多部未華子。ナビコンでも紹介した、ドラマ「デカワンコ」などのドラマやCMに引っ張りだこの女優。一方、爽子に優しく接する翔太役も、映画「恋空」をはじめ、CMやドラマで大活躍の三浦春馬。今もっとも活躍する若手俳優の脇を固めるのは、桐谷美鈴や夏菜、青山ハル、蓮佛美沙子といったこちらもフレッシュな若手たち。爽子の両親を勝村政信、冨田靖子が担当する。監督は、「ニライカナイからの手紙」の熊澤尚人。

これまでにも実写化してほしい漫画作品では、常に上位の期待の作品。原作の名シーンや、名セリフもたくさん盛り込まれており、原作ファンにも楽しめる一作となっている。

映画「君に届け」は、今夜28日夜9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」で、TV初お目見えする。予告動画は第2日本テレビで公開中。

日テレ|金曜ロードショー「君に届け」番組サイト
第2日テレ「君に届け」予告動画

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