子役が出演する韓国ドラマは、子役たちの名演技も楽しみだが、それと同じくらい大人の俳優へのバトンタッチがどのタイミングで行われるのか？というのも大いに楽しみ！「ジャイアント」は第8話の終わり、逃げ惑うガンモとジョンヨンがイ・ボムスとパク・ジニに変わり、今後の激動のドラマの展開を予想させるバトンタッチとなった！いよいよ壮大な復讐劇の幕明けだ。「ジャイアント」は、BSフジにて毎週月～金の昼13時5分から放送、番組サイトには名場面の画像がフラッシュ映像で公開されているので、チェックしてみよう。作品公式サイトでは、感動の予告動画や相関図が公開されている。

悲劇の舞台1970年から9年の時が流れた。12歳のガンモは21歳の成人になっていた。成長したガンモは、宿敵とは知らず万宝建設でファン・テソプ会長の裏の仕事を手伝いながら、ジョンヨンに影のように仕えていた。
そして、すっかり逞しい青年となったソンモもまた宿敵チョ・ピリョンの腹心の部下となって、復讐のチャンスを辛抱強く狙っていた。
そして妹ミジュも、二人のすぐそばにいた。

■第9話あらすじ
1979年、ジョンヨンは大学卒業後、父から実力が伴えば後継者にすると言われ、平社員として万宝建設に入社する。企画室には万宝建設を狙うピリョンの策略で、一足先にピリョンの息子ミヌが室長として入社していた。そしてジョンヨンは彼の部下となる。テソプはソウル市地下鉄工事の入札に加わるために、ガンモの働きによって建設代表協会の会員になることに成功する。ガンモは、テソプから信頼を受けていたものの、その仕事は相変わらず問題解決など雑多な、そして危険な裏の仕事ばかりだった。そんな中でジョンヨンだけは、いつもガンモの味方。そしてガンモだけが、ジョンヨンが唯一弱音のはける最高のボディーガードだった。
ある日、ガンモは地下鉄工事のための土地を占拠する大陸建設が雇ったチンピラたちを一掃しに行き、彼らのリーダーを務めるかつての靴磨きの仲間だったパク・ソテと数年ぶりに顔を合わせる。
その頃、愛らしく成長したミジュは、兄ソンモとの待ち合わせ場所だったソウルで一番高い31ビルの前で、兄たちを待っていた。手にはガンモが買ってくれた赤い靴を持って…。

■第10話あらすじ
地下鉄工事の入札日までに工事費削減の方法を考えるよう命じるテソプに対し、ジョンヨンは自分がその仕事を成功させると大見得を切って下請け会社を訪ねるが相手にされない。女には無理だというミヌは、ジョンヨンを財閥子弟の集まる会合に連れていき、パートナーとして彼らに紹介する。そこにいたジョンヨンの異母兄ジョンシクが彼女を愛人の娘だと侮辱する。本当にジョンヨンに好意を寄せるミヌは彼を殴り、いきり立つジョンヨンに「魅力がない」という。「ただし、部下としての魅力だ」と告げる。彼は決して女性としての魅力がないとは言っていない。
一方、ソンモはテソプを阻止するため、大陸建設のホン・ギピョ会長を秘かに助け、それによって入札が無効となる。そしてソンモが助けたホン会長宅には、身体の不自由な会長夫人の世話をする家政婦として、妹のミジュが働いていた。
入札が無効になったことを怒ったピリョンは、ホン会長と結託するミン・ホンギがいるロイヤルクラブに押し掛け、二人は銃を向け合う。

■第11話あらすじ
ジョンヨンはガンモの助けで下請け会社の談合問題を解決し、父に認められる。再入札に備えてテソプから、大陸建設の入札価格を調べるように命じられ、ガンモはソテを訪ねて協力を頼む。
一方、ミヌは兄のように慕うソンモに助けを求める。表面上はミヌに協力を約束しながらも、ソンモはホン会長と秘密裏に接触し、指示を与える。ホン会長は家政婦のミジュに入札書類を公園のポストに投函させる。ガンモは、書類を取りにきたソンモを襲い書類を奪って逃げるが、追いついたソンモに銃を突きつけられ結局奪い返されてしまう。その後書類はミヌに回わり、これを知ったガンモは怒りに震える。
間もなく、万宝建設では入札に備えてホテルで合宿が始まる。ジョンヨンもこの合宿に参加すると言い出す。男だらけのホテルで寝場所を探すジョンヨンはとんでもない失敗を仕出かしてしまう。

■第12話あらすじ
ソンモはミヌの口から入札価格を聞き出し、ホン会長に価格のヒントを伝える。ガンモはテソプとともに、ピリョン、ソンモ、ミヌが集う酒席に出席。互いに兄弟だと気づかぬまま、二人は敵意をもって対峙する。その頃、ガンモは部下に命じてガンモの消息を探していたが、すでに勤務先の工場の火事で死んでいたと聞かされ、深い悲しみに暮れる。ガンモとミジュはそれぞれ、かつて約束した31ビルの前に来るが会えないまますれ違ってしまう。
ついに、入札の日がやってきた。相手に情報が漏れているとガンモが心配した通り、工事を落札したのは大陸建設だった。ソンモの企みで、入札価格が漏れたのはジョンシクの仕業だと思い込んだテソプは息子に怒りをぶつける。しかし、ガンモは、入札価格を知らないジョンシクにできることではないと睨んだ。

（ｃ）SBS9年の歳月か、復讐への強い思いからか、悲劇の兄妹の3人は手繰り寄せられるように宿敵たちのすぐ近くにいた。しかし、約束のソウル一高いビルでもすれ違い、ソンモとガンモは敵対することになってしまった。

大人の俳優の登場でますます盛り上がる「ジャイアント」だが、ガンモの成長はさておいて、筆者一押しの若手俳優のキム・スヒョン君が演じたソンモが、パク・サンミンとなったのには驚いた方も多いのでは？この時ガンモは21歳。9年前高校生だったはずのソンモは、20代後半のはず。少々大人っぽすぎるのでは？と首を傾げる方は、ドラマを最後まで視聴すれば、この絶妙なキャスティングに納得するはず。

「ジャイアント」は、1月12日（月）より毎週月～金の昼13時5分から、BSフジにて吹替え版で放送。
DVDは2012年1月18日より、ポニーキャニオンから発売。DVDレンタルは昨年12月21日から始めている。
感動の予告動画は、Ponycanyon「ジャイアント」公式サイトで公開中。

「ジャイアント」公式サイト
BSフジ「ジャイアント」番組ページ
BSフジ「ｆｉｋａ？」番組紹介動画とイ・ボムス、チュ・サンウクの動画

　【「ジャイアント」を2倍楽しむ】

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■作品紹介
・制作：SBS、2010年
・話数：全60話
・脚本：チャン・ヨンチョル(『大祚榮』)
・演出：ユ・インシク(『外科医ポン・ダルヒ』)
・出演：イ・ボムス、チュ・サンウク、パク・ジニ、ファン・ジョンウム
(C)ＳＢＳ

■「ジャイアント　ＤＶＤ－ＢＯＸ①」
・発売元：フジテレビジョン／ポニーキャニオン
・販売元：ポニーキャニオン
・価格：19,950（税込）
・発売日：2012年1月18日
※DVDレンタルは12月21日よりスタート

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