涙トークで大盛り上がり!『「私の期限は49日」ファンミーティング in Tokyo』の一部始終をレポート②作品動画

2012年02月05日03時35分ドラマ
(C)「私の期限は49日」ファンミーティング実行委員会

2月3日(金)東京・渋谷公会堂で開催された「私の期限は49日」ファンミーティングのレポート②!主要キャストのチョ・ヒョンジェ、チョン・イル、ナム・ギュリがドラマ制作裏トークなどを紹介。ドラマ未視聴の方は、作品公式サイトに予告動画が、「私の期限は49日」を2倍楽しむに全話のあらすじと見どころが掲載されているのでチェックをどうぞ。
以下、(赤字)は、記者の感想など。カタカナは日本語、< >はステージのスクリーンの様子。ファンミーティングに先立って開催された記者会見の模様は、「私の期限は49日」を2倍楽しむで紹介。

■ドラマ制作裏トークレポ①よりの続き
MC:今回の役どころは、名門大学出身で建築設計士、ワインバーを運営する社長役でしたが、演じるうえで一番難しかったことは?
ヒョンジェ:演技をするときはすべてが難しいと思いますが、今回特に難しかったところは、僕が演じたハン・ガンが、ジヒョンとイギョンを同時に愛することになりますが、そこに葛藤を感じます。そこをどう表現するのかわからなくなってしまうところがあるんですが、そのシーンに僕自身も共感することがありまして悩んでしまいました。
MC:やはり普段の生活にも出てしまいますか?
ヒョンジェ:毎日、毎日演じているので、完全に役柄に入り込んでしまいますので、僕だけでなく、すべての俳優がそうだと思いますが、台本を読んで完全に(ドラマの世界に)浸ってしまうのでそうだと思います。ですから演じた俳優になりきってしまい、悲しいときは自分も悲しくなり、うれしいときは自分もうれしくなり、胸がときめくときは一緒に胸がときめいてしまいます。ですから、常に自分の演じているキャラクターの心と自分の心が同じように動いてしまいます。
MC:ちなみにワインはお好きですか?
ヒョンジェ:ええ、ワインは好きです。でもたくさん飲むというわけではなく、ブランドに関係なく赤ワインは全部好きです。最近はワインに似たシャンペンなども好きです。でも、日ごろからたくさん飲むタイプではありません。ちょっと正直すぎましたか?(ワインバーの社長役だったから、この発言を気にしています。本当にまじめですね)
MC:いえいえ、そうでなく、家にワインセラーでも置いてるようなタイプに見えたもので。
ヒョンジェ:ワイン用の冷蔵庫はあります。そこには日本酒もあったり、いろいろ入っています。(白ワインより日本酒がお好きとはうれしい)ファンの方がたくさんプレゼントしてくださいます。ですから、そうしたワインを取っておいて、親しい人たちが来た時に一緒に飲みます。
MC:自分がプレゼントしたお酒をヒョンジェさんが、彼の親しい人と飲んでいるとは、興奮しますね。(会場からは、ウンウンと賛同の意)これでまた赤ワインが増えますね。(笑い)
ヒョンジェ:以前から日本のファンの方は、僕に赤ワインをたくさんプレゼントしてくれました。ですから、そうしたワインを貯めこんでおいて、親しい人たちが来た時に一緒に飲みます。
MC:その艶肌はポロフェノールのせいですか!(大拍手)
ヒョンジェ:そうです。私の言いたいことは、皆さんのおかげで僕は赤ワインに目覚めました。(大拍手)

MC:ギュリさんは飲める方ですか?
ギュリ:私の飲める量はワイン2杯ほどなんです。たくさん飲みたいんですが、マッコリなんかも美味しいですし。でももともと弱いので、次の日に仕事がないときに友達と一緒に飲むことがあります。

MC:ではイルさんは?
イル:最近はお酒が好きでよく飲みますが、僕の最初のファンミーティングの時に、韓国の茶道を披露したんです。そのせいか、日本のファンの方のプレゼントは、お茶とか洋服なんです。(それに合わせてお茶色のジャケット?)ですから今後はお酒のプレゼントも大歓迎です。(会場大笑い。イル君は、ジョークがお好き)

MC:撮影中の思い出に残るエピソードを教えてください。
ヒョンジェ:今回共演したペ・スビン先輩とは以前から親しくしていただいていましたが、今回、殴らなくてもいいシーンで、本気で殴ってしまったんです。こぶしで!それが記憶に残っています。あまりにも申し訳なく、今度日を改めてお酒をおごる約束をしました。もちろんご馳走しました。よく、食事をご馳走しますよ。でも、このこぶしのおかげでもっともっと親しくなれたんだと思います。(こぶしから始まった友情ですね)

ギュリ:私の場合は、病院で横たわるシーンが多かったんです。私が寝ている傍でほかの俳優さんたちが感情的な演技をしていることが多かったです。あるとき、ペ・スビンさんが泣くシーンがあったんです。私は疲れて寝入ってしまいイビキをかいてしまったんです。それが可笑しかったのか、ペ・スビンさんが笑い出してしまい、2、3度NGを出してしまい、悪いことをしてしまったなと思いました。(先ほどのシャンプーの件といい、気取ったところのない本当に正直なかわいい女性だ)
MC:韓国のドラマ撮影は過酷と聞きますからね。
ギュリ:ずっと横になると眠くなるので、眠っちゃいけないと、太ももをつねったりしたんですが、それでも眠ってしましました。

MC:イルさんはいかがですか?
イル:二つあります。一つは、寒かったんですが、スケジューラーなんで薄着でも寒いそぶりは見せられなかったんですが、寒さで白い息が出てしまうんです。人間じゃないのに…。(笑い)そこで監督に相談したら、「あまり気にしないで」と言われました。
もう一つは、僕はイギョンと別れるシーンです。僕はこれまでそうした恋愛ものの演技をしたことがなかったんです。本当に自分が愛している女性を残して去らなければならないということに、本当に胸が痛くなって、先ほどもその場面の映像が出ていましたが、今もあれを見ると胸がジーンとしてきます。(客席からも感動の拍手)

MC:監督はどんな方でしたか?
イル:とても幸せでした。監督はとてもイケメンです。今回演じたキャラクターは、僕自身なじみのない役だったんで、監督とよく話し合いをしました。その時素晴らしいリレクションを下さり、忙しい中でも演技指導をしてくださり、僕を導いてくれました。だからこそ、素敵なキャラクターができたのだと思います。
MC:ヒョンジェさんはいかがでしたか?
ヒョンジェ:監督はお若い方で、気負うことなくリラックスして演じることができました。物静かな方で、大声を出すこともありませんでした。そして、監督は僕と氏(本貫)が同じルーツで、どちらが上かと言い合って、突き詰めていくとなんだかぎこちない雰囲気になってしまいました。(大爆笑)これ冗談ですからね~(ホッ!大爆笑)
MC:イケメン、物静か、頭もいい…見たいですよね。(会場から見たい!の拍手)では、監督のチョ・ヨングァンさんをお迎えします。(拍手に迎えられ監督登場)監督、どちらの"チョ"さんが上ですか?
ヒョンジェ:僕は、自分の方が上だと思っていますが、監督はそれに関してはノーコメントです。
チョ監督:私が先ほどからご紹介に預かったイケメン監督のチョ・ヨングァンです。(笑いと大拍手)今日はここにいらっしゃる3人と仕事ができてほんとに幸せでした。3人とも情熱をもって仕事をしてくださったので撮っている間、とても幸せでした。また。先ほどからたくさんのお褒めの言葉もありがとうございました。このような場で皆さんとお目にかかれて光栄です。私の名前はチョ・ヨングァンで、この名前には"光栄"という言いがあります。皆さんの今年一年がよい一年でありましょうに。(大拍手)

MC:3人の中で一番NGが多かったのは?
監督:今回は冬の寒いときに撮影しました。ですから、ナム・ギュリさんは薄着で演技することが多かったんです。イルさんも同じです。寒さで口がうまく動かなくてNGになったことも多かったです。それを見て心が痛くなりました。NGが出たということは、俳優さんたちの情熱と思っていますので、NGが出たからと言って気分が悪いということがなくて、そういう意味では一番NGが多かったのは、僕自身かもしれません。(何たるチャッカン(優しい)監督!)

MC:ドラマの結末について。当時、視聴者からいろいろ言われたようですが。
監督:実は、私たちは放送当日まで、あわただしく撮影が続いていましたので、具体的な視聴者の反応はあまり知らない中で撮影をしていました。そして最終回を放送した後、周りの友人たちから連絡があり、文句を言われました。どうしてハッピーエンドにしなかったのか!と。私は、このドラマの結末を過去のドラマとは違うものにしたかったので、視聴者の皆さんはきっと(彼らのいうハッピーエンド)の結末を望むだろうなと思っていながら、最初からこの結末を思い描いており、これを変えるつもりはありませんでした。今もそれは変わりません。(拍手喝采)

MC:最後にこのドラマの重要なキーアイテムが"涙"ですが、ご自身にとって涙とはどういうものか?また涙もろいかどうかを押してください。難しい質問ですが、イルさんからお願いします。
イル:僕自身、あまり泣かない方ですが、演じるキャラクターによりますね。暗いキャラクターや悲しみを背負ったキャラクターの時は、よく涙を流すのではないかと思います。
僕にとっての涙とは、自分自身の率直な感情だと思います。自分の真心ではないかと思います。

ヒョンジェ:幼いころは泣いたりしましたが、大きくなってからは一滴も涙を流していません。(なんと、1滴も!) 涙は、たくさんのことがいえると思いますが、涙を流すことができるのは幸せなことだと思います。生きていて涙を流せるのは、本当に幸せなことではないのかという風に感じます。(でもご本人は1滴も涙を流していないんだ。これには客席からも遠慮がちに笑いが起きる。1滴も出ないとはいったいどんな生活だろう。思わずMCが呟き、会場中が大爆笑)」 ずーっと忙しく仕事をしてきて、ですから泣きたくても笑っていましたし、とにかく泣いている暇もありませんでした。
MC:水分が足りなかったんでしょうかね。赤ワインの赤い涙が出たりして…。
ヒョンジェ:どう答えればいいのでしょうか?疲れているとき、涙のシルエットが出てきます。(まるで歌のタイトルのようなセリフにMCも客席も大ウケ!)

MC:ギュリさんはいかがですか?
ギュリ:私は々は涙もろい方でしたが、この作品の時は、あまりにも寒くて泣きたくても涙が出なかったんです。それで辛かったことを思い出しながら撮影をしました。監督がいろいろアドバイスしてくださり、無事に撮影を終えることができました。この作品に出たことで、以前より感性が豊かになった気がします。私はまだ演技の経験が浅いですが、作品を重ねるごとに感性が豊かになってきたような気がします。今回はチョ監督のおかげで涙を流す戸ができました。私にとっての涙ですが…先にお二人が素晴らしい回答をしていましたが、私も同じ。特にチョ・ヒョンジェさんと同じで、涙を一言でいうのは難しく、喜びも悲しもそうした感情を凝縮されて一つの感情になると思いますが、私も涙を流すときは、熱い気持ちになったり胸がいっぱいになったり、そんな時に涙を流すのですから、涙を流せることは幸せなことだと思います。もっとも疲れて流す涙は除外しますが…。
MC:ギュリさんの話を聞きながらイルさんが皇太子のように手を挙げていました。(爆笑)
イル:涙の話で劇中のことを思い出しました。ドラマの最初の方で、ジヒョンが事故で魂になった時に、涙を色別で紹介するシーンがあります。涙はすべてが悲しみの涙ではないというのを色で説明するんです。それをみて僕も、納得することがありました。すべてが悲しいから、胸が痛いから流すのではなくて、もしかすると飾りで流す場合もあるし、仕方なく流す場合もあります。(飾りじゃないのよ涙は♪)ですから皆さんも涙を見たら、それがどういった涙なのかということを考えなくてはいけません。(笑い。イル君は笑いのセンスもありますね)

MC:最後は監督!監督にとって涙とは?
監督:まさにこのドラマのキーワードは"涙"といってもいいですね。涙という言葉からスタートしたドラマとも言えます。先ほど、チョン・イルさんも言っていましたが、涙の中にはいろいろなものがありますね。純度100%の純粋な涙の定義も難しいと思います。
このドラマの中では3人の涙を集めなければなりません。それを探すのは大変なことだと思います。皆さんも考えてみてください。自分のために泣いてくれる人がいるのだろうか?という質問を皆さんに投げかけたく思い、その答えを探すために私自身も努力しました。でも、本当に純粋な涙は真心だと思いますし、垢のついていないきれいな涙が純粋な涙だと思います。(考えさせられる言葉ですね)
MC:ぜひ、このドラマを通して涙の美しさと存在意義を感じていただければと思います。ではここで、皆さんにはいったん退場していただきます。監督にはここまで、ほかの皆さんは、後程装いも新たに登場していただきます。

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(C)2011 SBS

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BSフジ「私の期限は49日」番組サイト 2011年11月24日より毎金夕方7時より放送中

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