「家門の栄光」は、由緒正しきハ家と成り上がりのイ家の正反対の両家の日常をコミカルに、家族の面々の日常と恋をときに楽しくときに切なく描いたドラマ…今回は、第10～12話のあらすじと、イ家の女性陣をBS朝日の番組ページの人物相関図を参考に紹介！予告動画や関連動画は、韓国SBSの番組サイトで視聴できる。ただし、予告動画は、無料の会員登録が必要。

＜イ家の人々＞
ガンソクの母ヨンジャは、父チョンガプの恋女房。考え足らずで、思ったことをすぐに口にする悪い癖はあるものの、明るく陽気な母親。チョンガプと同様、出来の良いガンソクを溺愛する一方で、内気な娘ヘジュを気にするが、ヘジュの幼い頃は忙しくて愛情を深く育ててこなかっただけに、どう対処していいか戸惑っている。とりあえず、金持ちの男性に嫁がせるのが一番だと盲信している。
両親から嫁の貰い手があるかと心配されているヘジュは、目下のところ3年間も大学の先輩、チョン・ヒョンギュに首ったけ。自分に自信がなく、金の亡者となっている家族を恐れている。ガンソクに対してはかつての優しい兄に戻ってほしいと願っている。そんな彼女は心にある深い傷を負っていた。

第10話「完璧主義」
お見合いをすることになったガンソク。しかし、相手の女性はガンソクを成金と下に見たために、ガンソクにコテンパンにやり込められてしまう。自宅に戻ると、相手を紹介したチェ先生が、ガンソクの母ヨンジャを粗末に扱っている。母思いのガンソクは、「先生が従うべき人は誰なのか良く考えるべきだ」と声を荒げる。チェ先生がその勢いに圧倒されていると、ガンソクはさらに「二度と自分の規格に満たない女を紹介しないように」と続けた。
そのころ、ハ家では、マンギ会長と二人きりで部屋にいたテヨンの息子トンドンは、退屈になってコンピューターゲームをしたいと騒いでいた。マンギ会長は、健康にもっと良いことをしろ、そのまま部屋でコロコロと転がり回りなさいと言う。見かねたダナが、トンドンのために「三国志」のマンガを買ってあげると、マンギ会長も夢中になり、二人で取り合いになる。

ⓒSBS Productions Inc.第11話「家系図の代価」
ダナは、退院してきた父の恋人である広報室長ヨンインにワカメスープを作ってあげようと、家を訪ねた。ヨンインは、上品で穏やかなダナを見て、「宗家で育つと、みなそのようになるのか」と尋ねる。ダナは、“端雅”と祖父が真心を込めて名前をつけてくれたので、それに反しないように生きようと思っているからではないか、答えた。するとヨンインは、ダナの父ソクホと結婚できない理由を正直に話した。独りにしてほしいと、ダナを帰らせようとするヨンインに、それはできないとダナは黙々とスープを作り続けた。 ヨンインはダナを通して、宗家に嫁ぐことの厳しさを改めて感じ取り、ますますソクホとの結婚を渋る。
そんな中、ダナが勤める学校を訪れたガンソクは、テソン建設が倒産の危機にひんしていることを知っているのか、とダナに尋ねる。そして、家系図を渡せば、テソン建設を助けることができると持ち掛けるが…

ⓒSBS Productions Inc.第12話「俺の命、手に負えますか」
なんとか上流階級の奥様と懇意になろうと、歴史の勉強会に申し込むが。参加できないという連絡を受け、ショックを受ける。そんな母にガンソクは、他の会員がヨンジャの美ぼうにやきもちを焼いて参加させてくれないのではないか、と言って慰める。
そんな中、ヨンインは、ソクホに電話をかけて食事に誘う。しかし、ソクホは「自分が男であることすら忘れて生きていきたいと」嘆きながらもその誘いを断る。
そのころ、ダナはマンギ会長に、チョンガプ親子と手を組むことは危険が伴う可能性があるので考え直してはどうか、と提案する。しかし、マンギ会長は、私たちが始めた事業で故郷の人たちの血税が無駄使いされるのを見過ごすことはできない、ガンソクにはその気持ちだけでも分かっていてほしい、と語った。
一方、亡くなった曽祖父の位牌（いはい）の前で、三国志を読んであげているトンドンを見たマンギ会長とダナは、思わずその姿にほほ笑んで…。

■見どころ
自分の家族に対しては誰よりも優しく思いやり深い。父の浮気の後処理や、奥様方からのいじめに遭う母にはウィットにとんだ会話で慰めてやるチャッカンアドゥル（いい息子）。
しかし、家族以外では非常で、決して女性を愛さない男…まだしばらくは、“悪ガンソク”を楽しもう。

「家門の栄光」は、月～金の毎日昼12時から1時まで放送。予告動画や関連動画は、韓国SBSの番組サイトで視聴できる。ただし、予告動画は、無料の会員登録が必要。

BS朝日「家門の栄光」番組ページ
　※月～金昼12時～13時放送。2012.5.23～
韓国SBS「家門の栄光」番組ページ｜名場面映像

　「家門の栄光」を2倍楽しむ　　

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