NHK大河「豊臣兄弟!」刀狩令発布から秀次(山田涼介)がラスト闇落ちに 第43話ネタバレ第44話予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)11月8(日)放送の第43話「殿下の刀狩り」刀狩令による豊臣家臣団の亀裂、ラスト秀次(山田涼介)闇落ちか。11月15日(日)放送の第44話「ある家臣の死」秀長(仲野太賀)に対抗意識を燃やす。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長(小栗旬)に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
11月8日(日)放送の第43話では、肥後の国衆に一揆を焚きつけた罪により、佐々成政に切腹を命じた豊臣秀吉が、二度と同じことが起こらぬよう、全国に「刀狩令」を発布。戦のない世を目指しながら、急激に世の中を変えようとする秀吉の政策と、それにより諸大名との軋轢が生まれつつある様子が描かれた。
刀狩令を受け、大名たちからは不平不満の声が噴出する中、秀長と秀次はそれぞれ対照的な行動と態度で対応。さらなる確執を生んでいく姿が反響を呼んだ。ラストシーンでは、秀次が右の拳で何度も床を叩き、その強さは次第に増す・・・という不穏な空気で終了。闇落ちしたダークヒーローの爆誕。そして11月15日(日)放送の第44話では、吉川平助(松岡広大)の着服事件が描かれる予定で、秀次が絡むのか注目が集まっている。
■大仏の釘に化けた武器
日本の歴史で「武器を持たない社会」への一歩を踏み出したのが、教科書でもおなじみの豊臣秀吉が出した「刀狩令」。農民から刀、脇差、弓、槍などの武器を没収し、兵農分離を決定づけた政策だったが、その裏では秀吉ならではの人心掌握の工夫と、政治的裏計算があった。
人々から自発的に、もしくは反発を最小限に抑えて武器を提出させるため、秀吉が出した殺し文句が「刀や武器を差し出し、方広寺に建立する大仏の釘やかすがいに加工する。そうすれば農民は今世だけでなく、来世まで救われる」というもの。
当時の農民にとって、大仏建立への協力は徳を積むチャンス。しかも来世の救済につながると言われれば納得の度合いは抜群だ。「奪われる」のではなく「奉納する」に置き換える。まさに「たらし込み」の天才とよばれた秀吉らしい戦略だった。
■第43話ネタバレ
検地をめぐり秀吉の命に背いたことで、佐々成政には切腹が命じられる。秀長は成政に、一揆を扇動したのかと真意を問いただすと、成政は乱世が終わることへの反発を隠さず吐露。いざ切腹となった瀬戸際で、秀吉への憎しみを爆発させた成政は、秀長に刀を向ける。
激しい斬り合いの末、成政を斬った秀長。成政は武士の本懐を遂げたと口にして死んでいく。成政の死を見届けた秀長は、秀吉に成政は切腹したと報告する一方で、豊臣政権が新たな段階へ進んだことを悟るのだった。
秀吉は、二度と同じことが起きないように、天正16年(1588年)全国に「刀狩令」を発布。秀長が、大仏の資材として戦道具の提供を領民に呼びかける。そんな時、秀長は千利休(吉岡秀隆)に呼び出され、刀狩に不満を抱く大名がいることを耳にする。そこで、秀長は、大和郡山城に徳川家康(松下洸平)、前田利家(大東駿介)らを招き、本音を聞き出す作戦に出る。
秀長は家康と利家に協力を仰ぎ、刀狩令をめぐり、ひと芝居を打つことに。しかし大名たちの本音を引き出したところで、芝居がバレてしまい、刀狩令の議論は紛糾。宇喜多秀家(永嶋柊吾)は、妻・豪から、秀次が秀吉に対して「秀家には裏切りの血が流れているため、あまり信じてはならない」と話していたことを聞かされたと告白。その胸中に溜め込んでいた秀次への不満を明かした。
また、毛利輝元(濱正悟)は、秀長に対し、「ここ大和国での刀狩り、どれほどうまくいったか見せて頂こう」と迫る。秀長は一同を武具の蔵に案内しているところに、城下の店に盗賊が押し入ったが、町人が隠し持っていた武器で応戦し、盗賊を退けた知らせが入り、筆屋の才蔵(間宮祥太朗)らが連行されてくる。
才蔵は小平太を殺されかけたが、刀のおかげで守ることができたと説明。それと引き換えに咎めを受けるなら仕方ないと申し開きした。秀長の発言に注目が集まる中、秀長は咎めるどころか「民を守らねばならぬのに、それを怠ったのは我らの落ち度!」と土下座。戦がなくなり、恩賞にありつけない者を導くのは、自分の仕事だと秀長は通感したのだった。
一方、近江を厳しく取り締まっていた秀次は、この話を聞きつけ、秀吉に「このまま見過ごせば、諸国の大名たちに示しがつきませぬ!」と直談判。しかし秀吉は、一度の刀狩りでうまく行くとは思っていないこと、しかしできなくても少しずつ進めれば民も武具がなくても生きていけるとわかるはずだと諭した。
そして大和国の領民が隠し持っていた武具を一切差し出したことに触れ、秀吉は「あやつは民の心を絡めとったのじゃ。それこそがこの刀狩りの一番の狙いよ。流石はわしの弟じゃ。」と秀長を褒めた。一人部屋に取り残された秀次は、悔しさとやるせなさから右の拳で何度も床を叩くのだった。
■第44話あらすじ
京に建立する大仏のため、全国の大名と人足を教出させた秀吉。だが、前言撤回し、己の領地である熊野の材木で賄うと言い出す。秀次が材木を切り出しの役目を買って出るが、氏名されたのは秀長だった。このことで秀次は、疎外感と対抗心を秀長に向ける。そんな中、秀長の耳に、材木の差配を任せた家臣・吉川平助(松岡広大)が熊野の材木を横流しし、不正な利を得ているという情報が入る。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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