TBS系で放送のドラマ「ATARU」第8話では黒幕のラリー井上（村上弘明）がついに舞子（栗山千明）と沢（北村一輝）の前に姿を現し、チョコザイ（中居正広）の数奇な運命が明かされるのだった…椎名林檎によるドラマ主題歌「自由へ道連れ」がiTune総合ソングチャートで5日間連続1位を獲得するなどの話題も重なり、クライマックスへ向けて更なる注目を集める。

第7話では沢たちの過去に繋がる重大事件が起こる。夜9時は洗濯の時間というチョコザイのこだわりに付き合ってコインランドリーにいた舞子と沢は2発の銃声を聞いた。チョコザイはそれをすぐさま「M37」と判断し、現場に向かう途中に沢は失踪したかつての上司・福留（升毅）らしい人物とすれ違う。最寄の交番に到着すると、そこには交番所長の和田が倒れていた。警察側は自殺と断定するが、納得のいかない舞子と福留が気になる沢は奔走。事件を探るうちに沢は福留が失踪し、渥見（田中哲司）がケイジから鑑識課に移るきっかけとなった過去の誤認逮捕の件にたどり着く。そして和田の死に隠された複雑なそれぞれの思惑がチョコザイのヒントにより明らかになる…という展開だった。また、ラリーがチョコザイにとって舞子が重要な鍵となる人物である事に気づき、次なる展開への伏線も見られた。

第8話放送は睡眠を殆ど取る事のないチョコザイを心配した舞子がチョコザイを病院に連れ出すところから始まる。チョコザイが見知らぬ車に乗り込むところを舞子は止めたが、そこから降りてきたラリー井上という人物はチョコザイをアタルと呼び、ずっとアタルを探し続けていた事を打ち明ける。そこで舞子はチョコザイことアタルがサヴァン能力を駆使したFBIの捜査官候補生であるという衝撃の事実を告げられる。その一方でアパートの一室で火災が発生、そこに住む日村（須藤公一）という男が死亡する事件が起きる。現場の状況から自殺と断定されたものの、沢は日村の母の証言から自殺に違和感を抱く。そして母を15年前に亡くし、自殺と断定されていた舞子も自らの疑問と重ね合わせて事件の究明に乗り出す。

母の死に隠れる真実をつきとめたい舞子の執念は捨て山になった事件の再捜査に向かうが、それと平行してチョコザイの特殊能力の全容が明らかになる。チョコザイの背後にある巨大組織はいつしか舞子と沢をも巻き込んでいく。
日曜劇場「ATARU」はよる9時20分から、通常より20分繰り下げて放送。予告動画はドラマ公式サイトにて配信中。

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