TBS系で17日放送のドラマ「ATARU」第10話はこん睡状態に陥ったまま目覚めることの無いチョコザイことアタル（中居正広）を前に、捨て山にされそうな死亡事件について舞子（栗山千明）がアタルの名を借りて捜査に着手する…予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。

第9話では舞子と沢（北村一輝）がアタルの父母に会い、これまで謎たったアタルの生い立ちが語られた。アタルが幼少期の頃、発達障害やサヴァン症候群について世間的な認知度は低く、アタルの父・誠（市村正親）と母・ゆり子（原日出子）はアタルについての理解が周囲から得られず行き詰っていた。そんな時にサヴァン症候群の能力を高く評価するラリー井上（村上弘明）が現れ、アタルの才能を生かした教育を施すとしてアメリカへ連れて行った。その後は誠のみが年に一回渡米しアタルと面会していたが、ゆり子にとってはこの日は10年ぶりとなるアタルとの対面だった。アタルの生家に訪れた舞子と沢、そしてアタルとラリーは、その近くで起こった幼児死亡事件に遭遇する。アタルは誰に言われるでもなく捜査を開始してしまう。当初は幼児虐待事件を疑われたものだったが、死亡した幼児は虐待を受けた過去はあれども死亡原因は単なる事故であった事が判明する。そしてこれまで捨て山にされそうだった事件の真相を暴いてきたアタルは、自分が捜査した事件に犯人がいない事を知ると突然パニックを起こし、そのまま意識を失ってしまったのだった。

第10話は、こん睡状態から目が覚める事がないままのアタルに付き添う間、舞子はアタルの両親からアタルがラリーと出会ってアメリカに渡るまでの経緯を詳しく聞くこととなる。そんな時に小暮桃香（安倍なつみ）という女性が運転する車が電柱に激突して死亡するという連絡が入る。自殺か事故と見る交通捜査係に対し、舞子は桃香の運転する車が亡くなった母のものと同じだった事が気になり、アタルがこの事件に何かあると言っていると嘘をついて捜査を継続させようとする。そして桃香には瓜二つの双子の姉・綾香（安倍なつみ＝二役）いる事を知り事情を聞くが、桃香には婚約者がいたことで自殺する動機は無いと言う証言を得るのだった。

ラリーを敵視する沢、そして沢とラリーの間で板挟みになる舞子が知らされるアタルとラリーの関係は？アタル無しで捜査に挑む舞子が気になるのは、自殺と断定された母親との因果関係。新事件は舞子の母の死の真相を知る糸口になるのか？これまでに浮かんだ多くの謎がいよいよ解き明かされる最終回に向けて物語はスピードアップしていく。

日曜洋画劇場「ATARU」はよる9時放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。番組ではドラマをリアルタイムで見て総額333万円が当たる「アタルキャンペーン!!」も実施中。

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