置簿冊を奪え!サテク一族の仲間割れに好機到来!「階伯〔ケべク〕」第15話あらすじと予告動画
傷つきやっとの思いでカマクジェ村にたどり着いたケベクを見たウンゴは、「命を大事に、平凡な道を歩いてほしい」と告げ、ケベクは「自分1人、幸せになれない…お嬢様が私の生きる理由になってください」と答え、本懐を遂げ「よき日」を迎えることを二人で夢見るのだった…番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。これまでの回を見逃した方は、【「階伯〔ケべク〕」2倍楽しむ】にこれまでのあらすじを紹介しているので参考にどうぞ。今回は、第15話のあらすじを紹介。
ウンゴとケベクの互いを強く思う心を目の当たりにしたウィジャは、ウンゴを慕う気持ちを抑えるしかなかった。そんなウィジャは、百済を「人が人らしく生きる世の中」にすることを誓い、ウンゴは、そのためにサテク家の養女となることを決心する。そしてケベクは、やっと自分の進むべき道をウィジャやウンゴの夢の中に見つけた。サテク一族に近づくために、ウィジャが提案した護衛艦選びの武道会に出場したケベクはみごと優勝。“スン”と名乗りサテク妃に近づくことに成功した。
■第15話 好機到来
父や腹心が定着金を横領したコンチョルから賄賂を受けていた事実に、サテク妃は激しく怒っていた。しかし、今となっては賄賂の取引相手を記した“置簿冊"を奪うしかない。そこでサテク妃は、コンチョルの殺害をケベクに命じた。サテク妃はケベクを囮(おとり)にするつもりが、ケベクは期待以上の働きを見せた。これでサテク妃は、ケベクの武芸はもちろんだが、その聡明さと忠誠心をいたく気に入り、護衛として認める。
サテク一族を追い詰めるつもりが、置簿冊を奪われた挙句にコンチョルも殺害されたとあってはなすすべもない武王。だがサテク一族の腹心だったはずの内臣佐平が裏切り、すべての罪をサテク妃の父、チョクトクに負わせようとした。サテク一派の仲間割れを機に、ヨン・ムンジンは王妃含め、サテク一派の息の根を止めよと武王に進言。そこで武王は、大佐平の不正を調査するため、「公明正大なヨン・ムンジンを復職させ、調査を任せる」と発表。父の不正が発覚すれば、その命も危ない…ついにサテク妃が倒れてしまう。これを機に一気にサテク一族とそれに追随する貴族たちを一掃しようと計画する。
しかし、ウィジャたちは不安だった。下手に動くとウンゴの正体も明らかになり、ウンゴが危ない。またフンスは、サテク一族を消してもヨン・ムンジンが代わりに台頭するだけだと言い、ソンチュンは敵対する貴族から会盟録をもらおうと提案し、武王も敵だと言いのけた。
一方ケベクはサテク妃の手下、為済(ウィジェ)団を潰すために根城を襲撃。ところがそこで同じように為済団を狙う謎の男と出会う。果たしてその男とは…。
■見どころ
美しく若々しいサテク妃を演じたオ・ヨンス(1971年生)に比べ、義理の息子でありながらも貫録ありすぎのチョ・ジェヒョン(1965年生)演じるウィジャ王子。ウツケのふりをした前半は、正直キツイと感じるところもあったが、ソンチュンやフンス、そしてケベクと一緒に百済の未来を見つめるウィジャ王子は、すでに王の風格も。このところ、父親・武王を演じるチェ・ジョンファンとの対面シーンも見ごたえたっぷり。
「階伯〔ケべク〕」は、毎週火曜日夜10時からBSフジにて放送。番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。
■作品紹介
・放送:2011年、MBC
・話数:全36話
・脚本:チョン・ヒョンス
・演出:キム・グンホン
・キャスト
ケベク:イ・ソジン、イ・ヒョヌ(子役)
ウンゴ:ソン・ジヒョ、パク・ウンビン(子役)
ウィジャ王:チョ・ジェヒョン、ノ・ヨンハク(子役)
サテク妃:オ・ヨンス
ムジン:チャ・インピョ
【作品詳細】【「階伯〔ケべク〕」を2倍楽しむ】