運命に抗った者、運命に従うしかなかった者…「ペク・ドンス」第16-18話あらすじと見どころと予告動画

2012年08月29日11時27分ドラマ
(C)SBS

第13話~15話にかけては、ドラマ「イ・サン」の序盤で登場する思悼世子(サドセジャ)の米櫃事件で、まさかのすり替えなど驚きの展開を見せたが、本日29日に放送した第16話では、正史にも残るサンの右腕ホン・グギョンが登場する!しかもその人物とは…番組サイトには、特報動画と次回予告動画を公開している。今回は、いよいよ3年後、武芸を極めたドンスが正祖に仕え、ウンは黒紗燭籠の頭目代理として動き出す第16話~18話のあらすじと見どころを紹介。

第15話で運命に翻弄された若者たちは、それぞれ別の人生を歩き始めた。ドンスは、グァンテクと一緒に武芸を磨く旅に出る。チョリプも自分の得意とする勉学の道を進み、ジソンは、ドンスに変えてもらった運命を自らの足でしっかり生きようと商売を始める。母・チ(地、カオク)と母子の対面をしたジンジュはジソンの商売を手伝い、それぞれ自らの意思で人生を歩き始めた。しかし、ウンだけは呪われた運命に抗うことができないでいた。黒紗燭籠の頭目を引退したチョン(天)に代わって黒紗燭籠の代理頭目を務めなければならない。これを断れば、地獄の果てまで暗殺団に狙われる。

■第16話あらすじ
ドンスはグァンテクを超え、朝鮮の武芸を完成させると誓い、山中で修行を続ける。一方、ジソンはジンジュの協力を得て毛皮の帽子と人参で商売を始めていた。そんな中、老論派の進言により罷免された亡き世子に仕えていたサンギルたちは、デジュの首を取ろうと屋敷に忍び込む。しかしデジュはその動きを察知しており、サンギルたちは待ち構えていたウンに殺されてしまう。ジソンの近況を知ったデジュが、言うことを聞かなければジソンの始めた商売を邪魔するとウンを脅していたのだった。
3年のときが流れ、壮勇衛で共に学んだ仲間は科挙に合格し武官に、チョリプも本来の身分にもどって文官として宮廷入りを果たした。
引退したチョン(天)は、朝鮮一の豪傑になるため、巻物に名前の記された人物と次々と対決していた。その中のひとりに意外な人物が新たに加わるのだった。

■第17話あらすじ
新たに加わった人物は、元、チ(地、カオク)の護衛兵でジンジュの養父であるジンギ。ジンギの砦での対決のとき、インが軍を連れてチョンを襲った。ジンギがその矢を受け、チからジンジュを守るよう頼まれたチョンは、ジンジュが自分の娘だと打ち明けられ驚愕する。チョンはチャンリャンを人質にとり、ジンジュと共に砦から逃げる。ウンはジンギを追い詰め、とどめを刺そうとしたその時、修行から戻ったドンスが止めに入る。ドンスの剣の腕に驚いたチャンリャンは去り、ウンもチョンを逃がしたのだからと退却する。デジュが手配した兵士たちも形勢が不利になり引き揚げる。居場所を知られたためジンギは砦を引き払い、仲間たちにも逃げるよう伝える。
そんな時、貞純王后が世孫(サン、後の正祖)が入れた人参茶を飲んで倒れる。しかし、王后が飲んだ人参茶は、テジュが黒紗燭籠から買い入れた偽の人参だった。しかし、このままでは世孫が疑われる。真相解明にドンスが乗り出す。

■第18話あらすじ
ドンスは軍の兵卒となり、正祖の命令で人参茶事件を調べることに。偽の人参を載せていた軍船が難破したことを聞いたデジュは、これは黒紗燭籠の存亡にも関わる問題だとしてさらなる協力を求めるが、ウンは軍船が沈んだことで黒紗燭籠が大きな損害を被ったことを持ち出し、手を引くと言い放つ。その頃、宮殿では貞純王后が意識を取り戻していたが、自分が世孫が入れた人参茶で倒れたことを聞くと、まだ目覚めていないことにしろと医員らに口止めする。
ジンジュを連れて砦を脱出したチョンは、兵士たちに追われ、チはジンジュの前でチャンリンに刺される。瀕死のチは、チョンにもう一度驚くべき秘密を明かすのだった。

■見どころ
ジソンの背に北伐之計を掘った絵師キム・ホドンも図画署に入り、ホン・グギョンも早速世孫のピンチを救うなど、いよいよドラマ「イ・サン」「風の絵師」などのドラマのあらすじとクロスしてくる場面が多く登場する。どの作品も、正史に残る事実をうまく絡めながら物語を創作しているので、それぞれの見比べてみると面白い。同じ時代を描いたドラマはこちらでチェック駅る。⇒ドラマの年表(朝鮮王朝編)

ドラマは後半に入りますます面白くなる!「ペク・ドンス」は、平日の毎朝月~金8時30分から9時21分までテレビ東京にて、地上波初放送。番組サイトでは予告動画が公開されている。

kandoratop  「ペク・ドンス」を2倍楽しむ

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テレビ東京「ペク・ドンス」番組サイト
「ペク・ドンス」日本公式サイト

■作品紹介
・制作:SBS、2011年
・話数:全29話
・出演: チ ・ チャンウク、ユ・スンホ、チョン ・ グァンリョル、チェ ・ ミンス
・演出: イ・ヒョンジク 「スタイル」「ロビイスト」、キム・ホンソン 「夜叉- ヤチャ -」
・脚本:クォン・スンギュ

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