交流重賞「第32回白山大賞典(JpnIII)」枠順決定、当日生中継!

2012年09月29日21時41分スポーツ

交流重賞「第32回白山大賞典(JpnIII)」(2100m、10月2日、金沢)の枠順が発表された。秋のGI、JpnI戦線もにらんだ一戦。
出走馬12頭の内訳は、金沢3頭、JRA5頭、他地区4頭。JRA勢に地元・金沢の一線級が挑む。
JRAのニホンピロアワーズは、「東海ステークス(GII)」(1900m、京都)0.0秒差2着以来4か月半ぶりのレース。3走前は「名古屋大賞典(JpnIII)」(1900m、名古屋)を2番手から1.2秒抜け出して快勝し、2走前は「アンタレスステークス(GIII)」(1800m、阪神)で中位からまくって0.6秒差の5着。白山大賞典は昨年0.5秒差の2着に入っており、久々でもこの相手なら勝ち負けできる。
金沢のナムラダイキチは、3歳時にJRAオープンから金沢に転厩。以来、20戦16勝2着4回と抜群の成績を誇っている。ここ3戦は、いずれも3角先頭という圧倒的なレース展開で、2.4秒、1.6秒、2.2秒と大差勝ち。交流重賞は初挑戦になるが、地元でJRA勢に超一流馬もいないため、その実力を発揮できるはずだ。
JRAのエーシンモアオバーは、5走前の「名古屋グランプリ(JpnII)」(2500m、名古屋)で逃げてニホンピロアワーズに0.4秒差の2着。休養後の4戦は函館、札幌でレースを続け、前走の「エルムステークス(GIII)」(1700m、札幌)は逃げて0.8秒差の4着。ここは、同型もいるが、スンナリ逃げられれば前残りできる。
JRAのクリールパッションは、アンタレスステークスで追い込んで0.6秒差の4着、「しらかばステークス」(1700m、札幌)でも後方から追い込んで0.5秒差の6着と、ニホンピロアワーズやエーシンモアオバーと差のないレースを続けている。前走のエルムステークスは1.5秒差の6着に敗れているが、今回は前に行きたい馬が多く展開は向く。
金沢のジャングルスマイルは、ナムラダイキチとは4走前の「スプリングカップ」(2000m、金沢)0.4秒差の2着、2走前の「百万石賞」(2300m、金沢)0.3秒差の1着と好レースを続けてきた。前走の「イヌワシ賞」(2000m、金沢)は2.2秒差の3着と完敗しているが、2か月半ぶりが響いたかもしれない。ひと叩きされ、巻き返せる。
JRAのピイラニハイウェイは、「佐賀記念(JpnIII)」(2000m、佐賀)で0.2秒差で重賞初制覇、続く「ダイオライト記念(JpnII)」(2400m、船橋)も0.1秒差の2着と惜敗。ここ3戦は、「かしわ記念(JpnI)」(1600m、船橋)2.3秒差5着、「マーキュリーカップ(JpnIII)」(2000m、盛岡)3.6秒差8着、「ブリーダーズゴールドカップ(JpnII)」(2000m、門別)3.2秒差4着と惨敗続きだが、まだ見限れない。

「白山大賞典」枠順
レース当日の生中継

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