2012年10月、嵐の二宮和也の美しい“ちょんまげ”が話題になった映画「大奥」の第2弾が12月22日堺雅人と菅野美穂で劇場公開されるが、来週12日には、映画より時代を遡り「男女逆転大奥はどうやって誕生したのか？」という大きな謎を描いた連続ドラマを放送する！これをうけて、明日3日の水曜プレミアムでは、映画第1弾「大奥」を、TBSが地上波初放送する。第2弾の映画と新ドラマの公式サイトには予告動画が公開されている。

新作の映画とドラマについては改めて紹介することにして、ここでは、二宮和也が初めて時代劇に挑戦した第1弾映画「大奥」の紹介をしよう。
「大奥」は、徳川の時代、男だけを襲う謎の疫病で日本は8割の男が死亡、全ての要職は女性が占め、男が体を売る男女逆転の浮世物語。これまでの大奥とは逆転の発想の歴史絵巻は、隔月刊誌「MELODY」（白泉社）に連載されている、よしながふみの少女漫画が原作。
よしながふみの原作を「木更津キャッツアイ」シリーズで知られる金子文紀監督が忠実に映像化した。

物語は男だけを襲う恐ろしい疫病から始まる。一人の少年が茸を採りに出かけた山で熊に襲われ、死亡する。その少年の死んだ後、兄や幼馴染み、村人が次々と高熱を出し、真っ赤な発疹が全身に広がり、爛れ膨れ上がって次々と死んでいった。病に罹るのは若い男ばかりで、その奇妙な病は隣村から数年後には関東一円にまで伝染し、「赤面疱瘡（あかづらほうそう）」という名で国に根付いてしまった。こうして男子の人口は遂に女子の4分の1にまで減ってしまい、男子は子種を持つ宝として大事に育てられ、女子があらゆる労働から要職まで担う男女逆転の世が始まった。

二宮が演じるのは男女の役割が逆転した江戸の大奥で、8代将軍・吉宗に仕える水野祐之進の役。美しき3000人の美男を侍らせる将軍には柴咲コウ（28）が扮する。
幼馴染で両思いながら、身分違いのために成就できない恋に悩む町娘には、堀北真希（21）、大倉忠義（25）は大奥の道場一の剣の達人を演じる。二宮とキスまでしてしまった中村蒼（19）は、水野にほのかな恋心を抱く少年役、竹脇夢我（66）と倍賞美津子（64）が水野の両親役で登場する。他にも、玉木宏（30）、阿部サダヲ（40）、和久井映見（39）といった豪華俳優陣が脇を固める。主題歌は、嵐の歌う「Dear Snow」。

映画を観た方はもちろん、観ていない方、新作映画や連続ドラマを楽しみにしている方は、第1弾で、男女逆転の「大奥」の世界観を楽しんではいかがだろう。

また、映画ではすでに男女逆転の世の中が当たり前になっている八代将軍・吉宗の時代を描いていたが、12日からは始まるドラマ「大奥～誕生［有功・家光篇］」篇は、堺雅人、多部未華子で三代将軍・家光の時代まで遡り、を舞台とする、「男女逆転大奥はどうやって誕生したのか？」という大きな謎を背景とし、江戸城にうずまく策略・嫉妬・純愛をドラマチックに描く、“エピソードゼロ”と言うべき物語になっている。毎週金曜日夜10時から放送される。

二宮の「大奥は」明日3日（水）夜9時から放送される。

◇「大奥」公式サイト
　※現在、二宮主演の映画予告動画は配信されていません。
◇映画「大奥～永遠～」公式サイト
◇TBS ドラマ「大奥～誕生［有功・家光篇］」番組サイト

※ナビコンでは、過去に紹介した嵐のCMとドラマの紹介を嵐のCM特集のコーナーで一挙紹介。

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