みごとな3段噴水キスで、視聴者の胸をキュンキュンさせた「ラブレイン」だったが、第11話から雰囲気は一転！残酷な真実と向き合うことになる…第11話は15日（月）に放送、日本公式サイトには日本版予告動画が公開されている。今回は、ネタバレなしの第11話の見どころと、前回の放送を見逃した方のために第10話の詳しいあらすじを紹介。ドラマの先が気になる方は、【「ラブレイン」を2倍楽しむ】で「各話の早わかりあらすじ」があるのでそちらをどうぞ。

■第10話「甘いキス」
酔っぱらってジュンの隣で寝入ってしまったハナ…そんなハナにたまらずキスをしたジュン。タイミング悪く（？）目を覚ましたハナに驚き、動揺するジュン。ジュンを睨みつけるハナから目が離せないまま、もう一度唇を重ねようとしたその瞬間、ハナの首ががくんと後ろに倒れて爆睡！
翌朝、ソファーで目覚めたジュンは、昨日のことを思い出しニヤケ顔が収まらない。咳払いを一つして本棚から隣を見てもハナはいない。何やらホワイトガーデンが騒がしい。ハナは一生懸命庭造り。ニヤリとしながら知らんぷりするハナをからかうジュン。仕事以外で人は撮らないと言っていたクールなジュンが、インスタントカメラでパチリパチリとハナを撮る。「カワイイ！」思わずつぶやくジュンの恋愛指数は上がりっぱなし。それでいて、夕食の約束を一方的にして仕事へ。取り残されたハナは、文句を言いながらもまんざらでもない様子。

今日のジュンは、母へジョンとの仕事。その頃ハナは温室で作業。そんな中、ジュンからの電話。「7時だ…7時に会おう」の一言だけで電話は切れた。全くジコチュウな男。ジュンはご機嫌で戻ろうとしたとき、母の電話の声を聞く。男からのようだ。
ハナは仕事を終えて急いでホワイトガーデンへ。もちろんおしゃれをするため。あるだけの洋服を引っ張り出して悩むハナは、ジュンに撮ってもらった写真を参考に精一杯のおめかしをして待ち合わせの場所へ。

一方、ジュンの方は撮影が終わり、母に別室に呼び出される。電話の内容をわざわざジュンに説明するヘジョン。妻帯者とは知らずに男と付き合っていた母。ジュンにとってはどうでもいいこと。しかし、そんな彼女が最後に言った言葉がさらにジュンの心を傷つけた。「あなたの父さんはね、うんざりするほど母さんを苦しめてきた初恋相手にまた会ってるのよ…そっくりだわ。あの人に。あなたさえお腹にいなければ、こんな不幸は始まらなかったのよ！」。「結局、全て僕のせいなんですね」ジュンはそのまま外に出た。
やりきれない思いのままハナの待つ待ち合わせの噴水へ。

時間になっても現れないジュンにちょっぴりイライラのハナが電話を掛けた時、ジュンが現れた。いつもの強気のジュンの影はどこにもない。うつむきながら両親の話をポツリポツリと話すジュン。いきなり面白い話を要求されたハナ。そこですぐに答えられるのがハナのいいところ！言葉遊びを楽しむ二人。ハナが、ささくれ立ったジュンの心を優しく包み込んでくれる。振り向きざまのハナの唇に素早くキス。驚くハナに今度は「次は本気でやるから嫌なら逃げろ。1…2…3」、今度はゆっくりと優しく唇を重ねる。「キャッ！」ハナの声。後ろで噴水が勢いよく水しぶきを上げた！立ち上がって逃げようとするハナを捕まえ、今度は強く激しく、そして長―いキス。今度も唇を外したのはハナ。「10まで数えると思っていたけど…」。どこまでもウブで無邪気なハナがかわいくて仕方ないジュンは、あきれながらもそっと手を握り、指を絡ませる恋人繋ぎに変える。

ジュンの赤い車がホワイトガーデンに帰ってきた。もちろんハナも一緒に。素早く車を降りて、エスコートしようとするジュンだが、ハナはサッサと自分でドアを開けて降りる。こんなウブなしぐさも可愛くて仕方がないジュン。今夜の初めての進展に、今後のことをどうするの？と聞くハナに、1週間以内に答えを出せと迫るジュン。しかし、答えを出そうにもジュンが好きなことは決まっているわけで…。そんな時、ソノの妹のミホが登場。女性と同居はよくないとジュンの荷物を運び出そうとする。面倒くさくなったジュンはそのままホテルへ。ホテルで偶然再会したハン・テソンが、チュアムリゾートオーナーの次男で、傍にいたのが婚約者だと、ミホから聞くジュン。

その頃ハナは妄想中で、たまらずジュンにメールする。即座にジュンが電話を返すが話している途中で電話が切れたものだから、心配になってホワイトガーデンへ。その頃ハナは、厳重に戸締りをして入浴中。心配になったジュンが2階のテラスから忍び込もうとして警報機が…。驚いてバスルームから飛び出してきたハナはバスローブ姿。ウブなハナのあられもない姿にテラスに転がり落ちるジュン。結局ホテルには戻らないで、隣同士の部屋で会話をするが、ジュンは本棚からこっそり覗き見。これがハナにばれてしまい、また大騒ぎ。だが、ハナの持っていた男性用のリングは、いつか好きな人にあげようとフリーマーケットで買ったものだと知り安心するジュン。

幸せ満開の若い2人だが、中年たちも負けちゃいない。イナが朝食を持参してユニの会いに来た。まるで大学生だったあのころのようにはしゃぐイナ。そんなイナを見つめるユニ。その瞬間だけは何も変わっていない。でも、現実の世の中は30年の時を刻んでいた。へジョンが植物園に訪ねてきたのだ。再会を喜ぶユニに、へジョンが言ったのは「ユニが現れるまで、私たちは再婚について話し合っていた」と言う言葉だった。

一方、若い2人は幸せオーラ満開。ジュンは仕事に出かけるとき、ハナがソノと楽しそうに会話するのをやきもち焼いたり、出先からメールのやり取りをしたりラブラブムードに包まれていた。
そして、仕事で疲れた体を、ホワイトガーデンで庭づくりするハナの背中に預けてまどろむジュンは、この後、残酷な真実を知らされるとは思いもよらなかった。

■ここに注目：ロケ地情報も
話題の噴水3段キスで、最初の軽いキスをみて、「冬のソナタ」の雪だるまのキスを思い出した方もいたのでは？でも、そのあとの2、3段構えのキスには10年の時を感じたはず。みごとな演出をしてくれた噴水だが、この噴水は、ソウル三成洞（サムソンドン）にあるCOEXの貿易センタービルの「COEXピアノ噴水広場」にあるピアノの形状をした噴水。ここでは、1万5千個のＬＥＤ（発光ダイオード）照明と電光板、噴水、霧、音響が交わる華麗な噴水ショーが毎日、昼に２回、夜に３回、それぞれ20分間ずつ行われ、さまざまなジャンルの芸術公演も開かれる。
ロケ地についてはこちらでの特設サイトで、北海道ロケ地マップやフォトギャラリーなどが公開されている。
10話は、全編通してハナの愛らしさとそんなハナに骨抜きになったジュンがカワイイ。3段キスはさすがだが、ルームウェアのままタクシーでホワイトガーデンに駆け付けたり、はしごで2階によじ登ったり、メールを打ちながらニヤついたりとは、3秒プレイボーイの姿はどこにもない。また、ホテルまでついてきてまとわりつくミホに「もう他人（ひと）のものだから」なんてさりげなく念を押しておくことも忘れない。しかし、この幸せはこの回まで。心して11話以降を視聴しよう。

■第11話見どころ
まずは、ハナがジュンに答えを出す。果たしてハナは、あのヘンテコな指輪をジュンにどう渡すのか？に注目。

そして、イナとユニの間も大きく変わる。学生のころと変わらぬイナに、30年前の心を取り戻しかけたユニが、へジョンの突然の訪問でいきなり現実に引き戻された。果たして、ユニはイナを受け入れるのか？そして、ジュンが父の初恋の人を知るのはいつか？
しっとりと純愛ムードで始まった「ラブレイン」は、2012年に入ってラブコメムードまっしぐら、そして次回の11話からは愛憎が噴き出す。どうぞお見逃しなく。

ドラマ「ラブレイン」の第11話は、10月15日（月）18:00～18:55に放送、見どころ画像や放送日時の確認は番組公式サイトで、予告動画は日本公式サイトで公開されている。
ドラマの先が気になる方は、【「ラブレイン」を2倍楽しむ】で簡単な早わかりあらすじ紹介をしているので、チェックをどうぞ。

　　「ラブレイン」を2倍楽しむ

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「ラブレイン」公式サイト（日本版予告編）
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