交流重賞「第12回名古屋グランプリ(JpnII)」枠順決定、当日生中継!

2012年12月21日17時51分スポーツ

交流重賞「第12回名古屋グランプリ(JpnII)」(2500m、12月24日、名古屋)の枠順が発表された。「有馬記念(GI)」(芝2500m、中山)と同じ2500mで争われる長距離No.1決定戦。
出走馬11頭の内訳は、東海3頭、JRA5頭、他地区3頭。実力古馬に3歳馬が挑む。
金沢のナムラダイキチは、3歳時にJRAオープンから金沢に転厩。以来、23戦18勝2着5回と抜群の成績を誇っている。特に、交流重賞初挑戦となった「白山大賞典(JpnIII)」(2100m、金沢)では、先日、「ジャパンカップダート(GI)」(1800m、阪神)を0.6秒差で制したニホンピロアワーズに3番手追走から0.9秒差の2着と健闘している。それを除くここ5戦はすべて地元戦で、3角先頭から最低でも1.6秒差をつける圧勝。この相手なら、交流重賞初制覇が濃厚。
JRAのエーシンモアオバーは、白山大賞典で1.4秒差の3着。逃げ馬だが、3コーナーではニホンピロアワーズにかわされてしまい苦しいレースになった。続く前走の「浦和記念(JpnII)」(2000m、浦和)は0.2秒差の2着に逃げ粘った。昨年の名古屋グランプリはニホンピロアワーズに0.4秒差の2着に逃げ粘っており、ここは雪辱戦になる。同型馬が気になるところだが、格の違いを見せてスンナリ逃げられれば、ゴール前までしぶとく粘れる。
JRAのトリップは、「皐月賞(GI)」(芝2000m、中山)1.1秒差12着、「日本ダービー(GI)」(芝2400m、東京)0.5秒差7着の実績を引っさげ、初ダートとなる「ジャパンダートダービー(JpnI)」(2000m、大井)に挑戦、3角先頭から0.2秒差の2着に粘った。3か月半ぶりの「菊花賞(GI)」(3000m、京都)は6.7秒差の16着と大敗したが、続く前走の「武蔵野ステークス(GIII)」(1600m、東京)は0.5秒差7着と良化した。ここは、叩き3走目で走りごろ。
JRAのオースミイチバンは、「兵庫チャンピオンシップ(JpnII)」(1870m、園田)で0.4秒差1着と重賞を初制覇し、「ユニコーンステークス(GIII)」(1600m、東京)0.3秒差2着、ジャパンダートダービー0.9秒差4着と、3歳重賞戦線を盛り上げた。秋は、「みやこステークス(GIII)」(1800m、京都)1.8秒差13着、「霜月ステークス」(1400m、東京)1.1秒差11着とさえないが、ここは叩き3走目になるし、早い段階でレースが動くようなら、3着争いには加われる。
JRAのクラシカルノヴァは、前走の1600万下の「堺ステークス」(1800m、阪神)を0.3秒差1着と勝ち上がった。交流重賞はもちろんのこと、重賞も初挑戦になる。ただ、下級条件ではあるものの、2400mは2度経験しており、片や3番手から抜け出してレコード勝ち、片や好位から抜け出して3馬身差の快勝と、長距離を得意にしている。トリップとオースミイチバンの3歳2頭が思ったほど調子を上げていない場合には、3着は十分に考えられる。

「名古屋グランプリ」枠順
レース当日の生中継

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