なぜかコミカルなのにどこかしんみりしてしまう…嵐の二宮和也が自己中心的な悪魔になって悪態をつく江崎グリコの「ポッキーチョコレート」“デビル・ニノ”シリーズに、新CM「デビル・ニノおでかけ篇」（15秒、30秒）がオンエアされ、CMサイトでも動画公開した。

「ポッキー」は、江崎グリコの人気チョコレート菓子。定番の「ポッキーチョコレート」、＜チョコブラウン＞＜極細＞以外に、＜かさね抹茶＞＜ぽってりショコラ＞＜ぽってりイチゴ＞が新登場し、パッケージが“くまもん”の＜ミルクココアポッキー＞など、フレイバーや太さ、パッケージもいろいろ揃って、好みの味やシーンにあわせていろいろ選べるレパートリーの多さが魅力だ。

前作は、雪が降りしきるロマンチックな夜に、一人ベンチに座るデビル・ニノが、、安全ヘルメット着帽のおじさんに優しく声を掛けられ、ポッキーを分け合ったが、今回は、 “訳あって”列車で一人旅をするデビル・ニノが、同席したおばあちゃんと“分け合って”ポッキーを食べる。

新CMでは、列車の4人掛けシートに寂しく座るニノ。もちろんデビルスタイルだ。そんな時、おばあちゃんが網棚の大きな荷物を取ろうとする。小柄なおばあちゃんは大変そう。でも、へそ曲がりのニノはもちろん手伝ったりなんてしない。案の定よろけたおばあちゃんが思わず、ニノのピカピカの靴をふんずける！もちろん許してなんかやらない！「痛てーーェッ！」声を出して、角が大きくなり、目が血走る恐怖の形相で睨みつける！しかし、人生の修羅場を生き抜いたおばあちゃんはこんなデビル君だって可愛い。荷物の中から、ミカンを取り出して「これ、食べんさい♪」。本当は寂しん坊のデビル・ニノ。優しい表情に戻ってしばし考える…もちろん、ポッキーを分け合うかどうかを！義理がたいニノはおばあちゃんと横に並んで座り、ポッキーを分け合って食す！！！

今回も、ニノの表情と感情を持つように動くリアルシッポの動きに見入ってしまった。このシリーズは、コミカルながらどこかしんみりしてしまう。強がって人を寄せ付けない乱暴者が、実は人一倍寂しがり屋で、優しい言葉を待っているというテーマにホロリとさせられるのだ。ほんの15秒や30秒で1冊の本、1本の短編映画が想像できる。これこそが二宮和也の演技力の凄さかもしれない。最近では、「怪物くん」（嵐・大野智）、「妖怪人間ベム」（KAT-TUN・亀梨和也）、新しく始まった「幽かな彼女」（SMAP・香取慎吾）と、ジャニーズのメンバーがキワモノのハートフルなドラマに出演しているが、デビル・ニノでこんなハートフルなドラマを観て見たいものだ。

デビル・ニノの新CM「デビル・ニノおでかけ篇」は、江崎グリコ、ポッキーの商品サイトの「CM」コーナーで視聴できる。

◇江崎グリコ「ポッキー」CM

※ナビコンでは、過去に紹介した嵐のCMとドラマの紹介を[【嵐のCM特集】のコーナーで一挙紹介。

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