タニタ、糖尿病予防に役立つ電子尿糖計「UG-120」を発売、使い方を動画で紹介

2013年10月30日18時30分商品・CM

タニタは、血糖値と相関のある尿糖値を測定することで糖尿病予防に役立つ電子尿糖計「UG-120」(オープン価格)を世界糖尿病デーの11月14日から発売する。
同製品は、高精度のバイオセンサーを採用し、尿糖値を0~2000mg/dlまでデジタル表示する。使い方は、センサーに尿をかけるだけでOKで、わずか6秒で測定結果を表示する。
このため、健康診断だけでは見つけにくい糖尿病予備軍のスクリーニングを容易に行えるほか、糖尿病予防における食事や運動の効果を簡単に確認することができる。
大きさは、縦68mm×横118mm×高さ22mmで、重さは約80g(電池含まず)。据え置き使用が可能なスタンドも付属する。
厚生労働省が行った「平成23年国民健康・栄養調査」によると、糖尿病が強く疑われる人とその可能性が強く否定できない「予備軍」を合わせると成人の27.1%と推計され、国民の4人に1人が糖尿病かその予備軍であることが明らかになった。
糖尿病の発症は、腎症、網膜症、神経障害などの合併症を引き起こすほか、人工透析が必要になると生活の質を著しく下げてしまう。医療費の年間自己負担額も、4.5万円~13.2万円、総額は15万円~500万円(「糖尿病の医療費」糖尿病ネットワーク調べ)に上るなど経済的負担も小さくない。
同社では、この発売に合わせ、「お試しレンタル」を実施。あらかじめセンサーカートリッジを装着し、初期設定を行った状態で出荷し、箱から取り出すだけで誰でも簡単に測定することができる。
レンタル期間は1週間で、料金は3150円。3000セット限定の特別キャンペーンとして展開する。申し込みは、同社のサイトで11月14日から受け付ける。
製品サイトでは、セットの方法、基準あわせ、測定方法を動画で分かりやすく解説しており、実際の使い方が手に取るように分かる。

タニタ「UG-120」製品サイト