テレ朝55周年記念、2夜連続SPドラマ「宮本武蔵」で、木村拓哉が剣豪宮本武蔵の真の姿に挑む!予告動画

2014年03月15日11時31分ドラマ

15日(土)、16日(日)は、テレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャル「宮本武蔵」を、宮本武蔵を木村拓哉、佐々木小次郎を沢村一樹、お通を真木よう子、その他にも香川照之、倍賞美津子、八千草薫、武田鉄矢、西田敏行、笹野高史、中谷美紀、ユースケ・サンタマリア、松田翔太ら超豪華キャストで放送!番組公式サイトでは予告動画が公開されている。サイトには10日に行われた制作発表記者会見の模様の紹介している。

宮本武蔵と言えば、時代を超えて日本人の心をひきつけてやまない、江戸時代初期に実在した稀代の剣豪であり兵法家。二刀を用いる二天一流兵法の開祖で、重要文化財指定の水墨画や工芸品も残している文武に優れ、六十戦以上し負けなしの最も有名な剣豪の一人である。ライバル・佐々木小次郎と雌雄を決する“巌流島の戦い”をはじめ、“吉岡一門との死闘”“槍の宝蔵院での壮絶な試合”“一乗寺下り松76人斬り”など、数々の伝説は小説や演劇としても描かれている。
大正末期から昭和にかけて多くの人気小説を世に送り出した吉川英治は、1935年–1939年の間、朝日新聞の小説「宮本武蔵」を連載し、これを原作として映画が俳優・片岡知恵蔵や中村錦之助らでシリーズ化され上映された。ドラマでは、1960年代フジテレビが丹波哲郎で、毎日放送が月形龍之介、日本テレビが北大路欣也主演で放送。1970年代以降は、NHKで市川海老蔵(10代目)や役所広司、滝田栄、市川新之助といった名優たちが武蔵を演じている。
そして2014年今夜15日と16日の二日間にわたって、SMAPの木村拓哉が名うての名優たちが演じた剣豪・武蔵になる!

ドラマ「宮本武蔵」は、これまでの武蔵像とはまったく異なる、弱さも脆さも抱える、愛すべき男…として武蔵の内なる苦悩や愛、葛藤を綴っていく。また、ライバル・佐々木小次郎と雌雄を決する“巌流島の戦い”をはじめ、“吉岡一門との死闘”“槍の宝蔵院での壮絶な試合”“一乗寺下り松76人斬り”などの大スペクタクルで描く。
これまで武蔵を演じてきた俳優たちは、そろって見事な殺陣を披露している作品。本作では、従来の時代劇とは一線を画すスタイリッシュな映像表現や新世代アクションを駆使し、すべてにおいて“新たな武蔵”を表現している。
芸能界一の完璧主義者とも言われている木村は、本作でもその本領を発揮した。圧巻の“一乗寺下り松76人斬り”では、世界的に活躍するアクション監督・谷垣健治氏のもと、丸3日をかけて入魂の撮影を行った。「いつカットがかかるかわからず、10分以上も刀を振り続けていた」と過酷な撮影を振り返りながら、「今まで存在した殺陣のシーンとは距離感も間合いもスピードも180度違うものになりました!」と作品の出来栄えに自信をのぞかせた。

また、本作ではこれまでライバルとして描かれてきた佐々木小次郎を宿敵とせず、常に武蔵を見守り応援している、今までとは違う形のライバルとして描かれる。沢村一樹との演技対決が見ものだ。
もちろん、天下の二枚目木村拓哉が主演の作品!ラブラインも見どころの一つ。お通との悲恋も見逃せない。お通を演じた真木よう子は先日、第37回日本アカデミー賞の主演女優、助演女優賞の2冠に輝いたばかり。本作でも体当たりで、木村と共に馬に乗って逃げるシーンを吹き替えなしで熱演。制作発表記者会見では、互いの熱演ぶりを称賛した。
そして、武蔵を見守る心の師を、数々のドラマ大ヒットに貢献している香川照之が担当。映画『HERO』やドラマ「MR.BRAIN」など現代劇ではたびたび共演している二人だが、時代劇は初共演。お互いの役作りを共に認め合う二人の子弟ぶりにも目が離せない。

■あらすじ
慶長5(1600)年、作州吉野郷宮本村の若者・新免武蔵(木村拓哉)は立身出世の野望を抱き、幼なじみの本位田又八(ユースケ・サンタマリア)と足軽として関ヶ原の戦いに参戦。およそ18万人が入り乱れる戦場で、武蔵は美しい剣さばきに目を奪われる。その男こそ、終生の好敵手となる若き日の佐々木小次郎(沢村一樹)だった…。
武蔵たちが組した西軍は惨敗したものの関ヶ原の戦いを生き抜き、故郷へ無事の報告に行く。ところが、又八はお通(真木よう子)という許嫁がいながらも、逃走中に出会った妖艶な女・お甲(高岡早紀)に惑わされ、お甲と彼女の娘・朱実(夏帆)と共に姿をくらましたのだ。
追手に出くわした武蔵は、たまたまそばを通りかかったお通をとっさに盾に取るが、お通が身を寄せる山寺の僧侶・沢庵(香川照之)に捕らわれてしまう。
沢庵は、武蔵の無謀な生き方を改めよ、と千年杉に吊るし上げるが、身寄りもなく、居所のないお通が、自分も一緒に連れて行ってくれと、武蔵を助ける。2人は、互いにほのかな思いを抱きあうが、お通が川に落ちて高熱を出し、武蔵は沢庵に助けを求め、姫路城内の牢に投獄されてしまう。
4年間の幽閉の後、武蔵は、城主・池田輝政(笹野高史)と沢庵より、“宮本武蔵”という新たな名を授かり、剣の道で名を成し、いつの日か一国一城の主になる野望を胸に秘めて修行の旅に出ることを決意。
武蔵がその第一歩としたのは、名門“吉岡道場”の道場破り。2代目の清十郎(松田翔太)は、名門の名にあぐらをかいて放蕩の限りを尽くしており、道場を守る門人たちを武蔵は一蹴。その頃、清十郎は又八と共に姿を消したお甲が開いた祇園の遊郭にいた。その後、武蔵は、清十郎と1カ月後に試合をすることに。武蔵は、腕を磨くため、槍術で名を馳せる奈良の興福寺宝蔵院を訪ね、高弟・阿厳(宇梶剛士)との試合に挑むのだが…。

これまで、小説や映像で「宮本武蔵」を見てきた武蔵ファンはもちろん、これまで時代劇を敬遠してきた方にも、ぜひとも見てほしい一作だ。
テレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャル「宮本武蔵」は、今夜15日(土)と16日(日)それぞれ9時から2夜連続で放送。制作記者会見の模様と予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャル「宮本武蔵」番組公式サイト