【WBC】1位通過をかけ、再び日韓戦へ。韓国が中国に大勝-ドガッチ
2次ラウンド進出の残りひと枠をかけ、前日日本に敗戦した韓国と、台湾を破った中国が対戦。結果は実績に勝る韓国が確実に点を重ねて中国を圧倒し、14-0の7回コールド勝ち。この試合の模様を納めたハイライト動画がドガッチで無料配信中だ。
日本戦のショックから、一夜で立ち直った。韓国は初回に3番金賢洙がタイムリーヒットを放つと、内野ゴロの間にさらに1点を追加し、試合の主導権を握る。2回、3回こそ0点に抑えられるが、4回裏、一死一塁から7番の李机浩が2ランホームランを打ち、これで4-0。なんとか食らいついていた中国ナインを突き放す。これで中国は意気消沈してしまったのか、その後はミスを連発。投手陣はヒットやフォアボールでランナーを溜めてしまい、守備陣はピンチにエラーを連発。経験の浅さを露呈して自滅してしまった。一方、韓国先発の尹錫ミンは6回を2安打無失点と完璧な内容。中国の7回表終了時点でコールドとなり、韓国が中国に勝利。2次ラウンド進出を決めた。
この結果、9日に1次ラウンド一位通過をかけて2度目の日本対韓国の試合が決定し、先発は日本が岩隈、韓国は前回大会の日本戦でも登板した大型左腕、奉重根と発表された。この勝敗によって2次ラウンド初戦の対戦相手が決まってくるだけに、進出を決めたといっても手は抜かず、好ゲームが期待大。特にここで敗戦すると、2次ラウンド初戦に強豪キューバとの対戦が濃厚。WBC連覇を優位に進めるため、さらに勢いづくためにも侍ジャパンは負けられない。
テレビドガッチ「ワールドベースボールクラシック2009」