「馬医」第42話あらすじと見どころ:命を救う鍼!崩れ始めた威光とクァンヒョン最後の戦いへ
せっかく病状の好転したスッキ王女だったが、ヒョンウクの企みで危篤状態になり、前代未聞の喉の切開手術が行われようとした前回ラスト!すべてがヒョンウクの仕組んだことだと分かり、変わってクァンヒョンが最後の治療法を提案するのだが…「馬医」第42話の詳しいあらすじと見どころを紹介、予告動画はYoutubeにて視聴できる。
(以下、NHKBSプレミアムにて2013.07.07~2014.6.29放送時に紹介したものです)
【「馬医」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)や見どころ、時代背景、実在人物とキャスト紹介、豆知識などドラマをもっと楽しむための情報を紹介している。
■第42話「崩れ始めた威光」
チェ・ヒョンウクがスッキ王女の手術を始めようとしたその時、クァンヒョンが駆けつける。ヒョンウクが故意に容態を悪化させ、危険な手術の実験台にしようとしていたことを王、顕宗に報告する。クァンヒョンは自分の経験から別の治療法を提案するが、それは人間ではなく馬用の鍼を使った、馬の治療法だった。顕宗は無礼な提案に激怒し、クァンヒョンを追い出す。だが、その間にも症状は悪化し、一刻の猶予も許されない状態。クァンヒョンに命を救ってもらい朝廷に復帰した右議政オ・ギュテも必死で王を説得する。王はスッキ王女を救うために命を賭けるというクァンヒョンに一任する。サアム道人の協力と王女自身の気力で、クァンヒョンは馬の鍼で王女ののどの奥の腫瘍を一つ一つ潰し、治療は成功。顕宗からも感謝の言葉をもらう。
卑劣な手でスッキ王女を危険な目に遭わせたミョンファンに、二度と大切なものを奪わせないといい、すべての罪を暴き、必ず破滅に追い込むと宣告する。ヒョンウクを訪ねたサアムは、「これがお前とクァンヒョンの違いだ」といい、「まだやり直せる、この機会を逃すな」と忠告する。チニョンは、医師としてあるまじき行いをする男を利用する養父ミョンファンに胸を痛める。ソンハもまた悪事を辞めない父にやりきれない思いに嘆く。
反撃を目論むミョンファンは、馬用の鍼を使ったということで、儒生や医官たちを使ってクァンヒョンを免職に追い込もうと画策する。王はあくまでもクァンヒョンを擁護しようとするが、大妃までがハンストで抗議。とうとう王もクァンヒョンを免職し、クァンヒョンは「必ず戻ってきます。その時ここを去るのはあなたです」とミョンファンに言って姿を消す。実は、これは「医官の身ではできないこと」をしたいとクァンヒョン自らが願い出たことだった。
インジュは司憲府を訪ねる。クァンヒョンはソンハを呼び出し、「実父カン・ドジュン、養父ペク・ソック、師コ・ジュマン首医の3人を死に追いやったのは、あなたの父であるミョンファンです」と告げ、「罪を償わせます」と、一通の書簡を差し出す。
スッキののどの治療を始めるクァンヒョンが怖がるスッキにかける言葉が優しい。内視鏡を使ったクァンヒョンの正確な医術にびっくり!スッキ王女を危険な目に遭わせたミョンファンを罵るクァンヒョンが口にした『東医宝鑑』とは、韓方医学を発展させた許浚(ホ・ジュン)が編纂した医学書。詳しくは韓方医学を発展させたホ・ジュン(許浚)と『東医宝鑑』紹介で解説している。
ところで、いつもスッキ王女に手を焼いている護衛官のマ武官が、すっかり大人びて周りを気遣うようになった王女を第40話で縁起でもない言葉で比喩し、それを悔やんでいたが、そんなマ武官が、ミョンファンに対峙しかっこいい姿を見せるのでお見逃しなく。ちなみに演じたのは、「善徳女王」や「大祚榮(テジョヨン)」などの時代劇や、「イニョン王妃の男」で刺客役を担当したト・シガン。残り10話を斬った「馬医」!いよいよクァンヒョンの最後の戦いが始る。
■キャスト
ペク・クァンヒョン役:チョ・スンウ
チニョン役:イ・ヨウォン
ソンハ役:イ・サンウ
イ・ミョンファン役:ソン・チャンミン
チャン・インジュ役:ユソン
コ・ジュマン役:イ・スンジェ
ヒョンジョン王役:ハン・サジン
スッキ王女役:キム・ソウン
ウンソ役:チョ・ボア
ほか
【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】
◇NHK「馬医」番組公式サイト
◇YouTubeポニーキャニオン「馬医」予告動画
2014.09.27~2015.09.12 08:30-09:30 再放送(BSP)
2013.07.07~2014.6.29 21:00-22:00(BSP)