タモリ司会!NHKスペシャル「巨大災害MEGA DISASTER地球大変動の衝撃」20、21日放送、予告動画

2014年09月20日09時00分暮らしと文化

8月放送された第1、2集に続き「NHKスペシャル巨大災害MEGA DISASTER地球大変動の衝撃」20日(土)第3集「巨大地震」21日(日)第4集「火山大噴火」!総合司会のタモリが「タモリ倶楽部」「ブラタモリ」で披露した博学ぶりと視聴者目線での好奇心で番組を盛り上げる…予告動画は番組公式サイトで公開。

番組では、近年大規模化いている自然災害について徹底分析している。同番組の司会を務めたタモリも「最近激しい天変地異が起こっていて、起こったがゆえに新しくわかったことが番組の中で語られている。私自身『なるほど』というところが随所にあって大変面白い」と語っている。

一昔前は「震度4」「震度5」という数字に恐怖を覚えていたが、東日本大震災以降、悪い意味で地震に慣れてしまった感が否めない。いつ来るかわからない大地震に備えている家庭も多いと思われるが、非常食や水の賞味期限は切れていないだろうか? 災害グッズを買いそろえたことで満足、安心してしまってはいけないのだが…そういった危機感が日常生活に埋もれていってしまわぬよう、気を引き締めなければいけない。

日本列島は火山の島、富士山をはじめとして現在でも活発な活動をしている火山がいくつもある。そして富士山は、いつ大爆発してもおかしくないとまで言われている。科学者たちは、地球内部で何が起こっているのかを研究し、地震同様、可能な限り予知できるよう試みている。


■第3集「巨大地震」(20日〈土〉夜9時放送)
巨大地震が発生する場所にはいろいろなタイプがある。
【プレート沈み込み帯とそのアウターライズ】日本海溝、南海トラフ、チリ沖など
【トランスフォーム型プレート境界のうち長さが特に長い箇所】サンアンドレアス断層、北アナトリア断層など
【プレート運動と関連がある大規模な断層】中央構造線、スマトラ断層など
【地殻内のとりわけ大きな断層】根尾谷断層、糸魚川静岡構造線など
【活断層が連続しているか接近して同時に破壊が起こりうる箇所】養老、桑名、四日市など
いくつかタイプを上げただけでも、日本または日本周辺に巨大地震が発生するであろう原因要素がたくさんある。

今、地球規模で相次いで発生する巨大地震。今、科学者たちは「地震波トモグラフィー」という最新技術で、地下の構造をレントゲン写真のように可視化して地震の調査をしている。番組では、地震波トモグラフィーが解き明かし始めた、地球内部の動きから巨大地震発生のメカニズムに迫る。

第4集「火山大噴火」(21日〈日〉夜9時放送)
富士山をはじめ、日本列島は火山大国である。鹿児島・桜島では年間800回以上爆発的な噴火が起きている。地下100Km付近には大量のマグマが存在し火山に向かって上昇している様子が地震波トモグラフィーによって明かになった。地球の内部で一体何が起こっているのか? 
そして、大噴火が起きたとき私たちの生活はどうなるのか? 地球にどのような影響を及ぼすのか…。人類が経験したことがない規模の大噴火が起こる可能性はゼロではない。想像を絶する大噴火、その脅威に迫る。

NHKスペシャル「巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃」は第1集8月30日(土)、第2集31日(日)〈第1集、2集は放送終了〉、第3集9月20日(土)、第4集21日(日)全4回。司会は「いいとも」終了後、初のメイン司会をつとめるタモリと上條倫子アナ。なお「NHK コレ見て!MOVEI」では、番組制作発表、タモリの記者会見の模様を視聴できる。

NHK「NHKスペシャル」番組公式サイト
NHK「コレ見て!MOVIE」タモリ記者会見