2008年から放送されている人気シリーズ村上弘明主演「刑事の照明」シリーズ第8弾！今回は連続殺人事件の隠蔽に身内が関わっている！？科捜研がDNA鑑定を改ざんした恐れが…22日（水）夜9時放送「水曜ミステリー9　森村誠一サスペンス刑事の証明8 」共演は加藤剛、小木茂光ほか。予告動画は番組公式サイトで公開。

2008年から放送されているテレビ東京の人気刑事ドラマシリーズ「刑事の証明」。主人公・警視庁捜査一課三係班長の広瀬和宏を演じるのは、村上弘明。1956年生まれの57歳、実はこの人もイケメン俳優の登竜門とされている「仮面ライダー」シリーズ出身なのである。
1979年放送された「仮面ライダー（スカイライダー）」のオーディションに合格して俳優デビューした村上。主役の筑波洋（スカイライダー）に抜擢された。
もともと石森章太郎原作の「仮面ライダー」は1975年放送された「仮面ライダーストロンガー」で完結していたが、特撮ブーム、ヒーロー戦隊ブームによって新シリーズとして復活したのが「スカイライダー」。今までの仮面ライダーのようにショッカーに改造されたのではなく、ショッカーの意思を受け継ぐ「ネオショッカー」という悪の組織に無理矢理改造人間を作らせられていた博士を助けた主人公。しかし博士を追ってきた怪人に攻撃され瀕死の重傷を負ってしまう。博士は主人公を助けるため、彼を改造人間にし「スカイライダー」と名づけ、ネオショッカーから人類を守るミッションを託したのだった…。

と、今の村上弘明からはそんな役をやっていたとは想像できないが、今から35年も前の話である。（ちなみに「仮面ライダー スカイライダー」はDVD化されている）

あらすじ
班長・広瀬和宏（村上弘明）らはある殺人事件の現場へ出向いた。被害者は椎名凌（楠木聖寿）、その手口からして都内で多発している連続通り魔殺人と手口が似ていた。椎名は情報屋で雑誌記者、暴力団、政治家などさまざまな顧客がいたが、いわゆるアブナイ仕事だった。捜査一課・大倉（小沢和義）は怨恨ではないかと推理する。しかし、広瀬は情報屋がそんなリスクを追うようなことをするか…疑問が残った。
広瀬は椎名の顧客の1人、佐田（加藤虎ノ介）に任意同行を求めた。佐田は椎名の口添えで取引した株で大損しており、椎名に恨みを持っていた。しかし過去の事件で残されたDNAのデータと佐田のDNAが一致しない。納得できない広瀬は科捜研に詰め寄るが、所長の若槻（小木茂光）は相手にしない。
調べを進めると殺された椎名は、情報屋になる前、精密機械大手ディアナ工業の営業マンで、科捜研はディアナ工業の装置を使用していた。さらに若槻には、3年前病気で妻を失っていたのだが、その入院費等で金銭的に困っていたことが発覚。広瀬は、若槻がディアナ工業から受注の見返りに金銭を受け取っていたのではないかと推測した。さらに、若槻がそのことを隠蔽するために、容疑者・佐田のDNAに手を加えたのではないかと疑いを持ったのだが…。
原作は、ミステリー作家の大御所、森村誠一著『人間の天敵』（文春文庫）。

10月22日（水）テレビ東京「水曜ミステリー9　刑事の証明8」は夜9時より放送。出演は村上弘明、小木茂光、加藤虎ノ介、前田吟、小沢和義、加藤剛ほか。予告動画は番組公式サイトにて公開。

◇テレビ東京「水曜ミステリー9」番組公式サイト