選抜6日目 中京大中京、報徳がベスト8進出-毎日放送が動画配信

2009年03月27日18時22分スポーツ
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第81回選抜高校野球6日目は1回戦最後の試合、利府(宮城)対掛川西(静岡)と2回戦、中京大中京(愛知)対倉敷工(岡山)、報徳学園(兵庫)対今治西(愛媛)の計3試合が行われた。

センバツ出場32校中、最後の登場となった利府対掛川西の一戦。利府は初回、2回、3回とそれぞれタイムリーで1点ずつを獲得すると、4回には4番湯村の走者一掃のタイムリースリーベースなどで一挙5点。8対0とし、試合の大勢を決めた。5回にも2点を獲得し、10対0とした利府は、7回以降に掛川西に2本のホームランを許し、4点を返されたものの余裕の逃げ切り勝ち。春夏を通じて初勝利を飾るとともに、21世紀枠で出場した高校のうち唯一の2回戦進出となった。

第2試合からは2回戦がスタート。中京大中京と倉敷工が対戦した。試合は初回、中京大中京が4番堂林のタイムリーで2点を先制すると、2回には3番河合のタイムリーツーベースなどで3点を獲得。2回裏に倉敷工も1点を返すが、4回表に堂林がこの試合2本目のタイムリーを放ち、中京大中京が序盤で6対1とリードした。しかし倉敷工も、先発山崎が5回から立ち直りだすと、6回の裏に反撃を開始。無死一二塁のチャンスを作ると、ここから4番三木がタイムリー、5番日下が犠牲フライ、6番山形がタイムリーツーベース、7番山崎がタイムリーを放ち一挙に4点獲得。6対5の1点差に追い上げも反撃はここまで。序盤リードを守りきった中京大中京がベスト8進出を決めた。

第3試合では、報徳学園の打線が大爆発。1回に犠牲フライで先制すると、2回には8番平本の2ランホームランで2点を追加。その後も毎回安打を記録し、18安打15得点。投げては先発の宮本が今治西打線を8回2失点に抑えて、15対2で報徳学園が大勝。また、2回にホームランを放った平本は6打数6安打の大当たりで、大会新記録となる16塁打を記録した。

投手戦の多かったこれまでと違い、打撃戦が多くなったセンバツ6日目。ハイライト映像は毎日放送公式サイト内の特設ページで配信中。イニングごとに映像が分かれており、見たいところだけを見れる。今日の結果、ベスト8での中京大中京と報徳学園の対戦が決定。センバツも中盤戦を迎え、盛り上がりが増してきた!

毎日放送「第81回選抜高校野球6日目」