黒木華、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞!1日、地上波初登場「小さいおうち」あらすじと予告動画

2015年02月28日09時00分映画

第38回日本アカデミー賞優秀賞9部門受賞、そして27日発表された最優秀助演女優賞を黒木華が受賞!地上波初登場!1日(日)夜9時より山田洋次監督『小さいおうち』を放送。昭和初期、あるおうちに家政婦として働いていたタキ(黒木華・倍賞千恵子)が60年守った秘密とは…予告動画は番組公式サイト、映画公式サイトで公開。

原作は第143回直木賞受賞作、中島京子著『小さいおうち』。2014年山田洋次監督によって実写映画化された。同作は第64回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に選出され、黒木華が最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。さらに2月27日発表された第38回日本アカデミー賞において同作は9部門優秀賞を受賞、黒木華は最優秀助演女優賞を受賞した。『男はつらいよ』シリーズの山田洋次監督初のラブストーリー『小さいおうち』が1日(日)「日曜洋画劇場」にて地上波初登場。

国内外で高い評価を得た黒木華。大学在学中に林海象、東陽一らに師事。さらに2009年には野田秀樹の演劇ワークショップに参加。NODA・MAPの「ザ・キャラクター」で女優デビューを果たす。そのほか阿佐ヶ谷スパイダースなどの舞台にも出演、まさに演劇の申し子といっても過言ではない。まだ24歳の黒木だが、今後の活躍を大いに期待したい。
そんな黒木華の最新出演作が、ももいろクローバーZ主演「幕が上がる」。原作は平田オリザの書き下ろし同名小説(講談社刊)。「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督がメガホンを取っている。物語は全国大会を目指す高校の演劇部の部員たち。新任教師の吉岡(黒木華)はかつて「学生演劇の女王」と呼ばれた逸材。その吉岡が顧問となり、ももくろ扮する部員たちが成長してく青春物語。まさに、黒木華にふさわしい役どころである。2月28日(土)全国ロードショー。
2月28日(土)公開、映画『幕が上がる』公式サイト

■あらすじ
健史(妻夫木聡)の大伯母・タキ(倍賞千恵子)が遺した数冊の大学ノート。独り身のタキの世話をしていた健史はタキの物語を読むのを楽しみにしていた。そこに描かれていたのは古き良き昭和初期の東京…。山形から上京してきたタキ(黒木華)が、ある家に奉公に出るところから始まる。東京郊外に住む平井家に奉公することになったタキ。そこには玩具会社に勤める雅樹(片岡孝太郎)と妻の時子(松たか子)、一人息子の恭一が暮らしていた。平井の家に集う会社の同僚たち。その中に板倉正治(吉岡秀隆)がいた。時子と好きな音楽や映画の話で盛り上がる板倉。その日以来、板倉は平井家をたびたび訪れるようになるのだが…。60年間、タキが胸の中にしまった大切な秘密…の物語。

【小さいおうち】(2014)
監督:山田洋次
脚本:平松恵美子、山田洋次
原作:中島京子『小さいおうち』(文春文庫刊)
出演:松たか子、倍賞千恵子、吉岡秀隆、黒木華、片岡孝太郎、妻夫木聡、橋爪功、吉行和子、室井滋、中嶋朋子、林家正蔵、小林稔侍ほか。
『小さいおうち』DVD&Blu-rayは松竹より絶賛発売中。

テレビ朝日3月1日(日)夜9時より日曜洋画劇場、地上波初登場、山田洋次監督作『小さいおうち』を放送。第38回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を本作で黒木華が受賞。出演は松たか子、倍賞千恵子、黒木華、片岡孝太郎、
妻夫木聡、小林稔侍ほか。予告動画は番組公式サイト、または映画公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日「日曜洋画劇場」番組公式サイト
映画『小さいおうち』公式サイト