第73回マスターズ3日目、昨日6位タイで予選通過を果たした片山晋呉が、この日も好調を維持して優勝争いに絡む活躍を見せている。

4アンダーの6位タイでスタートした片山は、1番ホールをパーでスタートすると、2番で早くもひとつ目のバーディ。幸先の良いスタートを切る。その後、2バーディ2ボギーで迎えた13番から片山が魅せた。13番でバーディパットをしっかり決めると、14番、15番も連続バーディとし、上位争いに加わる。最終18番こそボギーとしたが、3日間トータルで6アンダー。首位と5打差の6位タイとし、最終日さらに上位を狙う。また、通算1オーバーで予選通過を果たした今田竜二は粘りのゴルフをみせて、3日目をイーブンパー、通算1オーバーとスコアは変わらないながらも37位タイに順位を上げた。

首位は通算11アンダーのK.ペリーとA.カブレラ。昨日まで首位だったC.キャンベルが2打差の単独3位で続いている。T.ウッズは通算4アンダーの10位タイ。首位とは7アンダー離れており、逆転優勝には苦しくなった。

TBSのマスターズ特設サイトでは、全体ハイライトの他、日本人選手の3日目ハイライトとインタビューやスーパーショット集を配信中。またビデオオンデマンドでは、選手ごと、ホールごとに細かくプレーを見ることができるようになっている。 いよいよ明日は最終日。片山がどこまで上位に食い込めるかに注目したい。

TBS「マスターズ2009」
TBS「マスターズ2009　ビデオオンデマンド」