角川MovieWalker、アイドル時代の原田知世作品を続々公開

2009年04月20日14時47分映画

バンドブームをはじめとして、80年代が再び脚光を浴びているが、アイドルも例外ではない。松田聖子や小泉今日子など今でも第一線で活動を続けるアイドルや、主婦として、或いは演技派女優として活躍する元アイドルなどさまざまだが、この人も未だ根強い人気を誇っている。

角川が運営する映画情報配信サイト「MovieWalker」と連動した映画の有料配信サイト「MOVIE GATE×MovieWalker」では、80年代に角川映画を支えた女優・原田知世のアイドル時代の作品の動画を4作配信している。
1982年に角川・東映大型女優一般募集オーディションで特別賞を受賞し芸能界入りした原田知世。連続ドラマ『セーラー服と機関銃』で女優デビューを飾り、薬師丸ひろ子と人気を二分した。主演デビューを果たした映画『時をかける少女』では映画の主題歌も自ら歌い、売上50万枚を超える大ヒットを記録した。
そんな原田知世のアイドル時代の主演映画の動画が今回公開される。公開されるのは澤井信一郎監督の『天国にいちばん近い島』、崔洋一監督が手掛けた『黒いドレスの女』、大林宣彦監督による『早春物語』、『時をかける少女』の4作だ。こうして見ると、どの作品も今では映画監督としてその名を知らない人はいない巨匠ばかりが名を連ねている。
原田知世の透明感溢れる表情にドキッとさせられる。そして、邦画界の巨匠たちが20年以上前に手掛けた作品を堪能できるのも貴重だ。

最近はCMやナレーション、音楽活動が中心で、演技する姿があまり見られないのが残念だ。決して派手ではないが、時代を超えて受け入れられる原田知世の変わらない透明感。その原点と成長の足跡を再確認できそうだ。動画の視聴は下記サイトへ。

原田知世 (MOVIE GATE×MovieWalker)