「奇皇后」第43話ネタバレあらすじと第44話予告:ワン・ユ絶体絶命!鉄格子の告白…

2016年07月22日09時40分ドラマ
(C)Lee Kim Production/MBC

敗者の烙印を恐れ征服戦争に終止符を打つことができないタファンは、ヤンを愛するあまりワン・ユとのことを聞き出せない…「奇皇后」第44話では、大逆罪人としてワン・ユが元に連行されてしまう!果たしてヤンはワン・ユを救うことができるのか?タルタルの出方が大きく物語を動かすのでお見逃しなく!第43話詳しいあらすじと第44話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



kandoratop 【作品詳細】 【「奇皇后」を2倍楽しむ】

■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第43話「廃位の上奏」ネタバレあらすじ
5年の間に戦況は不利になり、タファンは酒に溺れ、被害妄想の幻聴に悩まされ、ペガンにまで刃を突き付けた。ヤンの声で正気に戻ったタファンは二度と酒を飲まないと約束するが、ヤンとワン・ユの密書の報告で彼女の裏切りへの不安を抱えていることは言えずにいた。タファンの心を苦しめる密書は、タンギセたちが5年もの間送り続けていた偽物だった。
皇太后の下で育つマハ皇子はタファンから禁じられている勉学に勤しむが、徹底的にヤンとワン・ユを敵対するように刷り込まれて育っていた。一方、アユルシリダラ(アユ)皇子は甘えん坊で文字を見ると眠くなるタファンそっくりに育った。タファンはマハには勉学も武術も禁じ冷たい態度で接し、アユにのみ愛情を注ぎ、マハを擁護する皇太后とタファンの溝はますます深まるばかり。タファンに冷遇されるマハがヤンに悪態をつくのを見たパク内官は、そろそろマハの出生を明かすべきとヤンに進言したが…。

そんな中、タンギセは、ワン・ユが敵に火薬の材料を売っていたという密告を受け、ワン・ユの廃位とヤン処刑のための策略をめぐらせた。まずはソ尚宮と密会し、自分が生きていることをマハに教え、密書を皇太后とペガンに渡すように命じた。
大都には敗残兵が帰還。ソ尚宮から密書を受け取った皇太后はペガンを呼び寄せ、敗走の原因は火薬でこれを敵に流しているのはワン・ユだと教えた。もっと確実な証拠が必要だと言うペガンに、廃位に出来るだけの証拠を作ればいいと皇太后。
さっそく高麗の首都開京でキム・スンジョが、ワン・ユが「軍備を増強し遼東を奪うつもりだ」という上書を書き元へ送った。この上書とワン・ユとイルハン国との偽の取引帳簿が揃えはワン・ユを廃位したうえで大逆罪人として罰することもできる。だが、すでに親衛隊の半数以上はヤンが牛耳っており、これらはヤンの元に届いた。しかし、これも皇太后の作戦のうち。この文書がヤからワン・ユに届けば、ヤンも同罪に出来る。皇太后たちはすぐにタファンの元へヤンとワン・ユの結託を報告に向かった。
その頃、帳簿が偽だと見抜いたヤンは皇太后が何か企んでいると気付き、すぐにパン・シヌに会いに行こうとするが、トクマンがホンダンを通じて皇太后の作戦を知らせてくれた。ヤンは、パン・シヌに会うのをやめて、上書と偽の帳簿をタファンに届けた。こうして皇太后とペガンの計画は失敗。
今回はトクマンのおかげで助かったが、高麗に捨てられ元の民でもないトクマンはヤンの無謀な行動を危険視していた。

タファンが廃位勅書に玉璽を押し、ペガンは、高麗に使者を送ってワン・ユを元に連行することを提案した。タファンとふたりになったヤンは、帳簿が偽かもしれないというが、タファンは、ワン・ユと共に元を裏切った者たちを根絶やしにするので、黙ってみていてほしいと耳を貸さない。
一方、マハは母の仇のワン・ユの連行に自分も同行したいと言い出した。マハにとってはワン・ユの連行だけでなく、高麗で伯父のタンギセに会う目的もあった。

タンギセはメバクの頭首に事態の報告に向かうが、頭首はすでに知っていた。メバクの頭首の細い手から宮中の高貴な女性では?と推察するタンギセ。
その頃ヤンはタルタルに会っていた。タルタルは秘密資金の使途をすべて知っていた。「反逆行為に使っていないか」と問うタルタルに、ヤンは「決していない」と答えた。そして「見守るのはこれまでにしてこれからは力を貸してほしい。元の民を救う資金はワン・ユから出ている」と明かした。

その頃高麗に到着したマハ皇子は、高麗王の出迎えがないことに怒り、ワン・ユはそんなマハを試すと我慢比べ。見かねたパン・シヌたちのとりなしで今回はワン・ユが折れて出迎えた。高麗の玉座に座ったマハは、チャン侍郎に勅書を読ませた。勅書には元への数々の不忠をあげ、弁明の機会を与えるので大都に出頭しろという内容。
場所を移して向き合って座ったワン・ユとマハ。なぜ不遜な目で見るのか?と問うマハに、ワン・ユは幼い頃よく私の腕に抱かれたことを覚えておいでか?と返した。チャン侍郎になぜマハ皇子が同行したかと訊くワン・ユに、「母の仇の顔を見に来た」と自ら答えたマハ。ワン・ユは「母の死は悼むが、いきさつを調べることもせずに結果だけで判断することは正しいとは言えない」と言い、マハは「自分が皇帝になった折には高麗を許さない」とにらみつけた。「心を押さえられない者に復讐する資格はない。もっと多くを学ぶがよい」とワン・ユは立ち去ったが、歪んだマハの気質を憐れみ不憫で仕方がない。
翌日、元に向かう一行は国境越えをしたところで野営。マハはタンギセと涙の再会を果たした。タンギセは復讐するので見ていてくださいと告げてワン・ユを襲撃。ムソンとパン・シヌが必死で抵抗するも多勢に無勢、3人は捕縛されてしまった。その前にマハも現れ、用意していた廃位勅書を読ませた。大逆罪人として連行される途中、タンギセはワン・ユに鞭の雨を浴びせた。見かねたパン・シヌは、マハに「皇子がこんなことをさせれば天罰が下る」と涙で懇願したが…。

■第44話「皇帝の分身」(赤字はドラマのみどころ)
罪人として捕らえられたワン・ユが元の都に到着し、民衆は仲間のヤンも殺せと騒いでいた。タファンはヤンを守るため、ワン・ユの調査が始まる前に自ら殺そうとするがヤンに止められる。タファンの力を借りずにワン・ユと自分の潔白を証明すると決めたヤンは、行省の長官たちに協力を求め、重要な秘密を明かす。一方、皇太后はワン・ユに取り引きを持ちかける。ヤンに罪を着せれば、処刑を免れさせてやると言われたワン・ユは…。
民衆がヨム・ビョンスたちに先導されたヤンをもバッシング。そんな声を恐れるタファン。久々にヤン、タファン、ワン・ユの3人の顔が揃う瞬間をお見逃しなく。タファンが一番恐れるのは何なのか?この後ヤンと二人っきりになった時のタファンの言葉をお聴き逃しなく。
さて、皇太后の持ちかけた取引をワン・ユは受けるのか?ワン・ユが誰よりも強い信念を持つことを知るペガンは、どんな拷問をかけようとするのか?長官たちの協力を得るためにヤンが明かした重要な秘密とは?そして、ヤンはヨンビスにどんな命令を出すのか?
今回の一件で皇太后は、親衛隊だけでなく三公までヤンが牛耳っていたことを知ることになる。そして今回もワン・ユとマハが向き合う。ワン・ユはマハに何を話すのか?互いが父子と知らない憐れな二人の対面は胸に迫るものがある。
さあ、気になるのはタルタルだ。タルタルはヤンのピンチを救うのか?それともワン・ユを見殺しにするのか?パン・シヌたちの忠義と共にお見逃しなく。そして、後半、鉄格子の前でワン・ユがヤンにどんな告白をするのか?今回ラスト、大どんでん返しがあるので最後までお見逃しなく。


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