タイガー魔法瓶、「GRAND X」シリーズをマツコ・デラックスが本音で語るTVCMを公開

2015年06月19日17時30分商品・CM

タイガー魔法瓶は、「感動の、おいしさを。」をコンセプトに展開する調理家電ブランド「GRAND X(グランエックス)」シリーズのマツコ・デラックスが出演するTVCM2本を公開した。
TVCMは、「土鍋圧力IH炊飯ジャー《THE 炊きたて》」や「IH陶板焼き器」などで調理し、食卓に運ばれてくる家庭料理を、マツコ・デラックスが食べながら、次々と“マツコ節”を披露する。
台本なし、リハーサルなし、カチンコはほぼ使わず、フィルム交換タイムを除いてすべて本番という形で、4時間に及ぶ監督やスタッフとの自然体のフリートークを編集したCMは、マツコ・デラックスの自作自演とも言える作品に仕上がっている。

TVCM「試食篇」は、マツコ・デラックスが土鍋をカンカンとたたいてから食べ始め、「ほんとに土鍋だって分かるね。だから、もちもちしてるんだ! 柔らかいねぇ! すごいしっとりしてるもん。陶板で焼いたんだ。これ、だから、家で食べるもんではないわよ。全部、それで作ったの?」と感心する。
同シリーズを紹介する写真とナレーションが入った後、マツコ・デラックスが「ありがとね、ほんと、おいしかった」と感謝の気持ちを述べて締めくくる。

TVCM「素材」篇は、マツコ・デラックスが土鍋をカンカンとたたいて、「いい音するね、これね。もっともっと、土鍋推しをしたほうがいいと思うよ、あたし、だから。画面で見るよりも、生で見たほうが分かると思うのよ。土でできてるって。電化製品の中に入ってるものとは思えないよ、これ」と提案する。
同シリーズを紹介する写真とナレーションが入った後、マツコ・デラックスが「おいしい」と本音を漏らして締めくくる。

撮影は、マツコ・デラックスがスタッフに愛想を振りまきながらリラックスした面持ちでスタジオに登場。無造作に置かれた新聞に目をやって、まずは経済予想の話題を持ち出しながらゆっくりとセットの食卓につく。
最初に食べたのは、ヘルシーな麦ごはん。「麦ごはんってけっこう、画的にはあれだよ?」(白米の方が見栄えがいいと思う、という意味)と笑みを浮かべながら口に運ぶ。
両親が好きで家庭では麦ごはんだったと昔話をしながら、麦ごはんなのにもちもちしていることに気づき、まずは内釜のプレミアム本土鍋の威力を実感した様子。
「とにかくお米が大好きで、食事はごはんだけでも満足」と語りながらパクパクと、本当においしそうな食べっぷりに、思わずスタッフも唾を飲み込む。
続いて、IH陶板焼き器で焼いた“鶏胸肉の陶板焼き”を食し、「柔らかいねぇ! もも肉みたい」と第一声。余分な脂が落ちて水分が保たれ、胸肉とは思えないしっとり感に感動を露わにし、ここからは「毎日、おねえさんにご飯作ってほしいわ」とクッキングスタイリストを相手にトークが始まる。
ひとしきり舌鼓を打ってから、おもむろに発した言葉は、「健康的なごはんを食べに行く場所がほしかった・・・、おねえさん、お店出す?」。
「これ、だから、家で食べるもんではないわよ、もうこれほんとに」と感動をまとめた後、「ありがとね、ほんとおいしかった」と満足しすぎて脱力した様子で感謝の気持ちを表現。これらの一連のトークシーンが、試食篇として完成した。

今回のCM撮影でマツコ・デラックスのトークのおかずになったのは監督。
炊飯ジャーの内釜の本土鍋を手に取り、指でカンカンと弾きながら「いい音するね、これね」と本物の土でできた手作り感を確かめると、本体から本土鍋を取り出してそのまま「おひつ」として食卓で使えることに気づく。
エピソードは、監督がそのことを知らず(?)、スタッフがあわてて「おひつ」の土鍋ふたを持ってきたことから突然幕を開けた。
「こういう人(スタッフ)に支えられてやってんだよ、偉そうにしてるけど感謝しなきゃ」と監督をたしなめ、そこからは「タイガー愛は私の方が強いわよ、だから」と言い切って、一気に独壇場になる。
本土鍋や本体の底に組み込まれた遠赤大土かまどがいかにすごくてありがたいか、美しいかをアピールすべきと、自身が考えたCMの企画について監督に対する説得が始まる。
とにかく、「すごい」、「美しい」を連発し、ついには「THE 炊きたて」の購入(ちなみに色はフロストホワイト柄を選択)を決断するに至る。これら一連のトークシーンが、素材篇として完成した。

タイガー魔法瓶「GXシリーズ 試食篇」
タイガー魔法瓶「GXシリーズ 素材篇」