パナソニックの福祉イベント「みんなちがっていいじゃない!」動画を配信

2009年04月21日19時46分商品・CM

パナソニックは、同社のブロードバンド放送で、パナソニックセンター東京の第2回福祉イベント「みんなちがっていいじゃない!」の模様を公開した。これは、同社が企業市民として福祉活動の一助として行っているさまざまな活動のひとつで、パナソニック東京センターが地域社会との絆を深め、障害を持つ人たちへの理解を深めてもらおうという目的で開催したもの。
同イベントは、4月11、12の両日、パナソニック東京センターにおいて行われた。第2回となる福祉イベントのテーマは、「みんなちがっていいじゃない!」で、障害者支援や福祉活動に直接かかわりを持たない一般の人たちにも、障害を持つ人やその家族の暮らしにふれて、それを知ってもらうことから始めようという考えのもとにプログラムが組まれている。
イベントのプロデューサーは、同センターに所属するシンガーソングライターのうすいまさとで、自閉症、アスペルガー症候群、ウェスト症候群の発達障害を持つ3児の父親。ジョイントするのはジャズピアニストの小川理子で、彼女はパナソニックで社会貢献活動を推進する社会文化グループのグループマネージャーとして、国内外でジャズピアニストとして活躍するかたわら、福祉活動にも携わっている。
イベントでは、脳の障害の解説やワークショップだけでなく、2人と障害者によるセッションなども数多く行われている。彼女の演奏をバックにデザイナーとして活躍する障害者によるライブペイント、CD7枚をリリースする盲目のバイオリニストによる演奏、和太鼓ユニットによる演奏、などで、楽しみながら障害を持つ人たちへの理解が深められるというイベントになっている。今後も、こうした地域に密着したイベントが開催される予定だ。

パナソニックの福祉イベント「みんなちがっていいじゃない!」